2022年3月21日、香港政府は海外からの旅客機(指定9か国)乗り入れ禁止の解除をすることを発表しました。
また、香港市民を対象に海外からの規制を4月1日から緩和するとし、これまで香港へ入国する際には14日間政府指定のホテルで隔離が必要でしたが、7日間に短縮されます。
営業規制に関しても、4月21日以降に3段階で緩和する計画を発表しており、経済の回復を図る所存です。
入国時の隔離措置の緩和
対象者 新型コロナウイルスワクチン接種済みの香港市民
- 入国後5日目にPCR検査および6日目、7日目に抗原検査をし陰性であれば検疫ホテルから出ることができる
- ホテルから自宅への移動後7日間は自主観察と12日目にPCR検査を実施すること
- 飛行機搭乗時には搭乗前48時間以内に実施したPCR検査で陰性証明を提示し、検疫ホテルの予約確認書7泊分の提示が必要
旅客機の乗り入れ禁止の解除
指定9か国の旅客機の乗り入れ禁止を4月1日以降解除する
- オーストラリア
- カナダ
- フランス
- インド
- ネパール
- パキスタン
- フィリピン
- イギリス
- アメリカ
営業規制の緩和
2022年4月21日以降3か月かけて3段階で営業規制を緩和する
第1段階
- 18時から22時までのレストラン店内での食事を許可し、1テーブルあたりの着席可能人数を2人から4人へ緩和する
- フィットネスセンター、ネイルサロンなどの美容施設、運動場、映画館の再開を許可
第2段階
- 24時までのレストラン店内での食事を許可し、1テーブルあたりの着席可能人数を4人から8人へ緩和する
- バーの営業を許可
- プール、ビーチ、カラオケ店、麻雀店の営業を許可
第3段階
- すべての営業制限を撤廃する
学校・教育施設
2022年4月19日から幼稚園、小学校などの対面授業の再開を許可
大学入試は4月22日からの実施に向け準備を進める