2021年12月20日、タイのサムイ島に到着したイギリスとベルギーからの渡航者3名にオミクロン株の陽性者がでたことが判明しました。
最初の感染者は12月15日にタイに到着したイギリス人でシンガポールを経由してスワンナプーム空港を経由、その後サムイ島に到着しました。
二番目の感染者は12月16日にサムイ島に到着したベルギー人で、アラブ首長国連邦からシンガポールとバンコクを経由してサムイ島に到着しました。
三番目の感染者は12月16日にシンガポールを経由してサムイに到着したイギリス人です。
3人とも検疫なしのTest and Goのもとタイに入国した外国人でサムイの病院施設で治療を受けているとのことです。
同じ飛行機に乗っていた搭乗者の検査も行われましたが、全員陰性が確認されています。
タイは現在海外からの観光客を受け入れており、このようなケースが今後さらに増えていくと思われます。
「Test and Go」は海外からの渡航者で入国した初日の新型コロナ検査が陰性であった場合隔離なしで行動できるものです。オミクロン株の感染者が続々報告される状況の中、2021年12月20日タイ政府に「Test and Go」の停止が提案されました。現段階では停止されていませんが、今後協議が進み感染者数によっては停止の可能性も無きにしも非ずという状況です。タイへの渡航を予定している方は今後の情報に注目しご注意ください。
