タイは現在新型コロナウィルスの第三波。
公立のスクールは5月19日から新学期がスタートするはずでしたが、感染状況を鑑みて学校の開始時期を延期しています。またその他の私学やインターナショナルスクールは感染者の多いレッドゾーンとダークレッドゾーンに指定された県では学校での授業がいまだ許可されずオンライン授業が続いています。
インターナショナルスクールは4月から6月にかけて重要な試験が行われる時期で9月から海外の大学に進学を控える学生達にとって試験を受けれるか否かで人生が変わってしまうほどの重要な局面を迎えています。
そんな中、タイ政府はアメリカ大学進学の際に必要となる SAT試験の実施を許可することとしました。
許可された国際試験
SAT
許可された試験期間 4月24日から6月10日
これにより厳しい管理の下試験を受けることができるようになりました。
アメリカンインターナショナルスクールの大学進学を控える高校生は毎年この時期のSAT試験に向け猛勉強をしています。アメリカの高校ではSATの試験結果により進学できる大学が変わるほど重要な試験でSATのスコアは高校時代の成績証明として一生ついてまわる重要なものです。
アメリカではワクチン接種が進み学校も再開されました。
今年SAT試験がタイでも受験できるようになったことは今年度卒業を控える学生にとっては重要なことです。これで公平な結果をもって大学へ進学できるので安堵している学生と保護者も多いことでしょう。
取り急ぎ試験だけは許可ということですが、学校再開も早く許可されて子供達が学校に通えるようになることを願うばかりです。
しかし現在もまだタイの新型コロナ感染者数は減りませんし、ワクチン接種率も低いので6月の公立学校スタートもどうなるかは不明です。インド変異種の心配もありますしまたまた延長となってしまうのでしょうか?
今後も注目していきたいと思います。