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【タイ】モデルナワクチンの譲渡希望者多数Facebookで取引求める声相次ぐ

2021年6月、タイではモデルナワクチンの有料予約販売が行われました。

これはタイ国内の新型コロナウイルスのワクチンの供給不足が予測されたことと政府のワクチン接種プログラムではメッセンジャーワクチン接種ができない見通しであったこともあり、私立病院が販売するモデルナワクチンへの予約が相次ぎました。

政府が行う無料のワクチンではなく、有料でもメッセンジャーワクチンを接種したいとタイに在住する日本人を含む外国人やタイで生活に余裕のある人達の予約が殺到し、予約開始したとたんに売り切れ、あっという間に接種枠が埋まって完売となっていました。

しかし、実際ワクチンの接種がはじまった10月にはすでに政府のワクチン接種プログラムでの接種を終えていた人が多くいました。これによりモデルナワクチンを予約したけど、ワクチン接種をしないという人が多数でて、現在私立病院ではモデルナワクチンの接種が訪れる在庫を持て余している状態です。

 

このような状況から政府はワクチンの譲渡を許可しましたが、転売のワクチンにも買い手がつかず困った状況になっています。

タイでのモデルナワクチンの予約販売の価格は1650バーツでしたが、譲渡価格は現在1,000バーツ最低価格で800バーツと半額まで落ちています。

 

予約購入をした人は設けられないよう値段調整がされていますが、タイでは政府のワクチン接種プログラムが無料で受けれること、9月よりファイザーのワクチン供給が安定していることから今後も買い手がつかない状況は続くと思われます。

 

今となっては、6月のモデルナワクチン争奪戦に燃えていた人達は何だったのかと思うばかりです。

 

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投稿者: 旅なび