タイ政府は2021年5月22日、タイ国内のプーケット県とパンガー県の間で旅行者が自由に行き来できる「トラベルバブル」入境要件を揃えることを提案しました。
プーケットは2021年7月1日から「サンドボックス」プログラムで海外からの旅行者を受けることが発表されており、サンドボックスを利用する旅行者に向けて近郊の島への観光を容易にするものになりそうです。
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タイのパンガー県ってどこ？
タイのパンガー県はプーケット県のすぐ隣の県でパンガー県には湾に160ほどの島が点在しています。
海外、国内旅行者はプーケットへの旅行者と合わせて日帰り旅行などでパンガー県をセットで訪れる観光客が多く、この2県のトラベルバブルは旅行者の利便性を考えると重要なものです。
パンガー県には映画007のロケ地としても知られるジェームスボンド島もあり、海外からの観光客に人気の高いタイの旅行先のひとつです。
プーケット・ワクチン接種で海外観光客を隔離なしで受入れへ
プーケットは2021年7月1日からワクチン接種済みで海外から訪れる旅行者を隔離なしで受け入れる「サンドボックス」を開始する予定で、海外観光客に人気のパンガー県とセットで観光客が訪れることを期待しています。
プーケットは昨年3月からの新型コロナの影響で海外からの観光客が減ったことから経済的に大打撃を受けています。今回のプーケットとパンガー県のトラベルバブルの締結はサンドボックスを見据えたもので、失業者、浮浪者が増え続けるプーケット経済の起爆剤になることが期待されています。
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