2021年9月13日、日本政府はアジア各国にアストラゼネカワクチン、130万回分を寄付することを発表しました。
日本はこれまでにアジア各国へ2,300万回分のワクチン寄付を行っており、更なる支援としてワクチン3,000万回分の寄付と10億ドルの寄付をすることを約束しました。
日本は日本国内のワクチン接種が予定通りに進んでおり全人口の50%がワクチン接種を完了しています。日本国内でのワクチン接種はモデルナ、ファイザー製に依存しており日本国内ではアストラゼネカの需要がないことで供給のほとんどをアジア諸国へ配布することを決断したようです。
台湾 50万回（総数390万回）
ベトナム 40万回
タイ 30万回
ブルネイ 10万回
これまでに台湾へのワクチン寄付は総数390万回、タイへのワクチン寄付は130万回（7月9日105万回分着/9月8日30万回分着）行っています。
更なるワクチンの寄付で日本はアジアへ影響力と存在感を維持することを目論んでいるのかもしれませんが、日本人が好まないワクチンをアジアに配布しているという印象は隠しきれません。
ワクチンの寄付に限らず、日本政府は10億ドルの寄付も約束しており、日本のどこにそんなお金があるのかと政府不信が募るばかりです。
