2022年3月8日、日本郵便は現在のウクライナ情勢不安を受け、ヨーロッパ各国と地域への輸送手段が確保できなくなったことから国際郵便物の引受けを停止することを発表しました。
先日からお伝えしているとおり、現在ヨーロッパ上空に飛行制限があることから日本とEUを結ぶ空路は大混乱状態にあります。フライトキャンセル、減便が相次いでおり輸送貨物の飛行機も続々キャンセルが出ている状態です。
国により引受けができる輸送方法が異なります。航空便、SAL便、船便と対応が異なりますので以下参照ください。
また、海外在住者は日本発の荷物だけでなく海外から日本への郵便物も引受が停止されている場合があるのでご注意ください。
日本郵便・国際郵便物の引受けが停止された国と地域
※2022年3月8日現在
国・地域名 | 航空便 | SAL | 船便 | EMS |
アンギラ | × | – | × | – |
アンドラ イギリス ガーンジー ジャージャー ドイツ フィンランド フランス ベルギー マン島 モナコ | × | × | 〇 | × |
ガドループ | × | – | 〇 | × |
ガボン チェニジア | × | – | 〇 | 〇 |
ガンビア | △※1 | – | × | – |
コートジボワール | △※1 | – | × | 〇 |
フォークランド諸島(マルヴィナス諸島) | × | – | △※1 | – |
ボスニア ヘルツェゴビナ | × | – | 〇 | – |
すでに引受けている荷物で輸送できない荷物は順次返送される予定だそうです。
また郵便局以外のその他の輸送方法を利用した場合でも遅延がかなりでていますので、国際便で荷物を送る際はご注意ください。
またアメリカへの輸送荷物に関しては、2021年1月より手書きラベルは受け付けができなくなってます。合わせてご注意ください。