【フランス】電車旅 – パリからリヨンへ vo.2 TGV車窓からの眺め

フランス郊外の街へ電車の旅に出よう。

そんなことを思い立ちTGVでフランス第二の都市リヨンへ行ってきました。旅の記録です。


パリからリヨンへ – vo.2

大きなスーツケース2個を無事にスーツケース置場に置き小さなスーツケースは車両に持ち込むことにしました。PCが入っていたこともあり次々と山積みに積まれていく様子を見ては心配でしたから。それに私の席はBOX席で広さもあって小さなスーツケースなら余裕で足元に置く場所もありましたから。しかし、予約していた席に着こうとするとなんと驚くことがありました。

困った! 座席予約したのに席がない

いざ席に着こうとすると事前に座席予約をしていたのに誰か座っていました。えーなんで?車両間違ったかなぁと思い自分の車両番号と座席を確認します。やっぱりあっている。

トイレ前の廊下で子供と話しているとまたまた紳士が話しかけてくれました。

紳士「どうしたの?」

私「私の席だと思うのだけど、誰か座っているんです。この車両は1号車ですか?」

紳士「そうだね、君の席で合っているよ。彼に訪ねてごらん」

と、話したところで彼はトイレの中へ。そして恐る恐る座っている人に私が予約した紙を見せながら「ここは私の席だと思うのだけど」と声をかけるとそそくさとその人は席を立ち去っていきました。どうやら2等車両の座席の人が1等車両の席が空いていると勝手に座ってしまうようです。

終わってみればなんてことない、一声かけただけでさっと問題は解決しました。ヨーロッパはじめての電車旅でちょっと緊張でモジモジしていた自分が情けない。電車内を見渡した限りアジア人は私達だけでちょっと気後れしていた自分がいました。堂々としなきゃ、旅のはじめにちょっとしたハプニングがありながらも、大切な事に早い段階で気づくことができこれはこれでよい体験でした。

さぁ旅ははじまったばかり。旅行を楽しもう。

TGV車窓からの眺め

窓の外を見ると写真のようにどこまでも広い畑が続いています。

パリを離れる頃に畑の景色がはじまり今どのあたりにいるのやら…とにかくずーっと畑の景色が続きます。同じような畑の景色ですが時折ひつじの姿が現れたり、可愛らしいデザインの家があったりして見ていて飽きません。それにしてもどこまでも続く広大な畑を目にし改めてフランスは農業大国であることを思い出しました。

フランスらしい車窓からのながめに一息。

テレビで見ていたあの世界、世界の車窓からのような景色を眺めながらこれから先何が起こるんだろうと楽しみでもあり、いくつかの洗礼をうけ多少の心配も感じながら電車の旅は続きます。

 

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投稿者: 旅なび