ワクチン 接種 新型コロナ

新型コロナウのワクチン接種率75%の日本で何が起きているのか?

日本の新型コロナウイルスのワクチン接種率がついに75%を超えました!

これは世界でも珍しいことのようです。

ヨーロッパではワクチン否定派も多く、更に陰謀論が広まりワクチン接種をしないと選択する人が多く接種率は6割程度にとどまっている国もあります。

当初世界の中でワクチン確保に遅れをとった日本でしたが、それがこれだけのワクチン接種率を達することになり確保が遅れたことが功を奏したのかもしれません。

日本の中で一番ワクチン接種に対して否定的であった高齢者80才以上のワクチン接種率はなんと脅威の95%。

日本は歴史的にワクチンの副作用で苦しんできた国でしたが、高齢者以外の若者にその記憶はありません。

日本のワクチン接種のスタートはまずは高齢者からでしたが、世界各地で多くの人が亡くなるのを目の当たりにし高齢者の不安は副作用よりも感染して死ぬことに移りました。これがワクチン争奪戦となり高齢者のワクチン接種率を上げることに成功した原因でしょう。

その後、年齢順にワクチン接種が進んでいきましたが働き盛りの世代は順番が今年中に訪れることはないかもしれないと思っていた矢先に職域接種と大学接種でここでも争奪戦が起きて一気にワクチン接種が進みました。

ワクチンが足りずに死or感染することへの恐怖がワクチン副作用への心配を勝ったことで、これだけのワクチン接種率をあげているのでしょう。

この冬には高齢者から3回目のワクチン接種がはじまります。

これがどのぐらい進むのか、現在の状況から考えるとワクチンを打たないという選択をする人も増えそうなので今後の感染者数にまだまだ目が離せないところです。

投稿者: 旅なび