タイ フルーツ 果物

【タイ】栄養の宝庫!ドラゴンフルーツの効能と食べ方

フルーツ王国タイでは南国の珍しい果物をいっぱい食べることができます。

スーパーの野菜売り場では主食野菜と同じぐらい果物は重要な稼ぎ頭、いろいろなフルーツが山積みで販売されています。

せっかくタイに住んでいるのだから日本ではなかなか食べられないフルーツをめいっぱい食べてみよう!ということでじゃんじゃん紹介していきたいと思います。まずはこちら珍しいフルーツと言えばコレ!

 

ドラゴンフルーツ Dragon fruit

ドラゴンフルーツは美容の救世主と言われるぐらい美肌効果が高いフルーツです。

タイをはじめ、マレーシアなど東南アジアの各国、オーストラリアや沖縄でも採れるんだそう。熱帯雨林が原産地なのでその界隈、スペインや中南米、メキシコでも採れます。

(dragon fruit)ドラゴンフルーツは英名&スペイン語で(pitaya)ピタヤとも呼ばれています。

 

フルーツの王様ドラゴンフルーツの栄養

 

ドラゴンフルーツはフルーツの王様と呼ばれるほど栄養豊富な果物です。主に以下成分があります。

 

  • ビタミンB1、B2、C
  • 葉酸
  • ナイアシン
  • カロチン
  • カリウム
  • マグネシウム

 

鉄を含むミネラルも豊富で老化防止に役立つポリフェノール、アントシア二ンも含有し更に解毒作用のあるアルブミンも入っています。美容成分たっぷり!

 

ダイエット食にもおすすめ!

 

フルーツって甘くて美味しいけど、カロリーが気になりますよね。

ドラゴンフルーツは食物繊維がとても多く含まれている果物です。なんとバナナの65倍も食物繊維が含まれているんです。そして毎日食べてもカロリーが少ないからダイエットにもおすすめです!

 

1個あたりのカロリーは平均して130kcl

食物繊維はバナナの65倍

 

食物繊維は腸内の悪玉菌を減少させ有害物質を体外に排出する役割を果たします。女性の悩みNO.1である便秘にも効果的です。

 

ドラゴンフルーツの栄養と効能

カリウム – 血圧を下げる

カリウムが不足すると身体が疲れやすくなり不整脈になることもあるそうです。またカリウム不足は夏バテの原因とも言われているのでしっかり取りましょう。血圧を下げる作用があります。

マグネシウム – イライラ防止に

マグネシウムは骨の生成に大変重要な栄養素です。

マグネシウムが不足するとイライラしたり、集中力が低下すると言われています。育ち盛りの子供に気を付けて取らせたい栄養素です。

葉酸 – 妊婦さんに重要な栄養

葉酸は細胞の分裂と増殖を促してくれる作用があります。

葉酸を多く含む食物をとることで流産しにくく、先天性異常を防ぐ働きがあるとも言われています。これから妊娠を望む人や特に妊娠前期に意識して取りたい栄養素です。

 

ドラゴンフルーツの価格

ドラゴンフルーツ

 

タイのローカルスーパーでは1kgあたり45バーツで販売されていました。

キロ表示だといまいち値段がわからないので1個だけ買ってみたところ、なんと1個23バーツ(¥80円)! 安いっ!

毎日1個食べても1ヶ月で2,400円、下手なサプリ飲むよりいいかも。

※1バーツ = 3.5円

 

ドラゴンフルーツの赤と白 品種の違い

ドラゴンフルーツの品種5種類を紹介します。

 

白い実のホワイトピタヤ(ホワイトドラゴン)

果皮がピンク、果肉が白く半透明なものを「ホワイトピタヤ(ホワイトドラゴン)」と呼びます。酸味がなくあっさりした味わいで、種のプチプチとサクサクした食感が楽しくいっぱい食べれます。

赤い実のレッドピタヤ(レッドドラゴン)

赤い果皮に、赤い果肉のドラゴンフルーツを「レッドピタヤ(レッドドラゴン)」と呼びます。赤紫色の果肉には抗酸化物質が多く含まれており、ドラゴンフルーツには特にベタシアニンという抗酸化作用を持つポリフェノールが多く含まれています。

ピンクの実のピンクピタヤ(ピンクドラゴン)

赤い果皮に、ピンク色の果肉のドラゴンフルーツを「ピンクピタヤ(ピンクドラゴン)」と呼びます。ドラゴンフルーツの中で一番甘みが強いのが特徴で人による交配によって作られた品種です。

 

黄色の実のイエローピタヤ(イエロードラゴン)

黄い果皮に半透明の果肉のドラゴンフルーツを「イエローピタヤ(イエロードラゴン)」と呼びます。ホワイトやレッドとは少し違い酸味はなく甘みのみがあります。

 

果実が小さいゴールデンドラゴン

他のドラゴンフルーツより一回り小さい品種で主にニュージーランドに流通しています。味はレッドやホワイトと同じでさっぱり甘い味わいです。

 

ドラゴンフルーツの食べ頃は?

 

ドラゴンフルーツは収穫後に追熟しない果物です。

バナナは収穫後に追熟するフルーツですが、ドラゴンフルーツは追熟しないので収穫後に日を置いても意味がありません。収穫後は新鮮なうちになるべく早く食べましょう。

冷蔵庫で少し冷やすと美味しいですが、冷やす時間は1-2時間でOK。冷やしすぎは禁物です。

 

カットの仕方と食べ方

ドラゴンフルーツの切り方

①ヘタを取る

②縦、半分にカットしたあと3等分にカットし全6等分に切り分ける

③皮の端を持ち上げ皮と実を外す

④食べやすいサイズにカットする

 

6等分に切り分け皮の端っこを持ち上げると皮と実が自然と外れます。南国フルーツって皮の剥き方が分からなかったり食べるところが分からなかったりするものですが、ドラゴンフルーツは超簡単。実についた種もそのままで種も食べれるからめんどくさいこと一切なしで食べれます。気軽に買って食べてみましょう。

 

ドラゴンフルーツはあっさりした味わいなので料理にもよく合います。

食感はキウイっぽく味気はあまりないので、生ハムメロンならぬ「生ハムドラゴンフルーツ」がおすすめ!サラダのトッピングに使うのもイケますよ。お酒のお供にぴったりです!

 

ドラゴンフルーツはタイのフードコートや屋台、スーパーでは1個まるごと以外にもカットした状態で買うことができます。カットフルーツならホテル滞在でナイフがなくても食べれて便利です。

日本ではめったに食べれないドラゴンフルーツ、東南アジアやタイに行ったらぜひ食べてみて下さい。

 

 

投稿者: 旅なび