ワクチン 接種 新型コロナ

【タイ】新型コロナワクチン接種・種類・外国人(日本人)への接種状況まとめ

現在タイではワクチン接種第一段階プログラムとして医療関係者やリスクの高いエリアの人達への優先接種が行われている最中です。

6月からは第二段階プログラムのその他一般の人への接種開始が予定されていますが、タイに居住する外国人(日本人)へのワクチン接種はどうなるのか?というのが気になるところです。

タイの社会保険に加入している日本人はタイ人と同じように接種の順番がまわってくるから早く接種できる、、、などという話しもでていますがいまのところ決定事項ではなく正式な発表ではありません。

ここで正式な発表を一度整理してみます。

タイ政府が承認している新型コロナのワクチンは現在4種

シノバック
アストラゼネカ
ジョンソン&ジョンソン
モデルナ

※2021年5月現在

タイの新型コロナウィルス ワクチン調達状況

①シノバック(中国)

200万回分を調達済み。150万回分以上を追加発注済みで50万回分が4月第四週中に到着。

②アストラゼネカ(英国)

6,100回万回分を契約。24日に11万7,600回分が到着。王室系の製薬会社サイアム・バイオサイエンスがライセンス生産予定。現在、サンプルの品質検査中で早ければ6月には供給できる見込み。

③タイ製薬公団(GPO)・マヒドン大学:臨床試験中

④ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)

3月25日認可(2022年3月24日までの1年間限定)

⑤チュラロンコン大学:4月に治験

⑥ファイザー(米国)

500~100万回分の調達交渉中。早ければ7月にも調達の見込み。

⑥その他

政府は今後、複数数のメーカーから1,000万~1,500万回分を追加調達する予定。

ワクチン接種開始時期と現在の接種状況

2021年2月28日

新型コロナウィルスのワクチン接種が開始されました。

ワクチン接種プログラム第一段階

2021年2月に開始し5月に終了する予定

医療関係者
最前線で活動する者
高齢者
申告な基礎疾患を有する者、
高いリスクのある地域に居住する者

第一段階では上記のような最も脆弱なグループに優先して接種が行われています。

この接種には外国人も含まれていて、すでにワクチン接種した外国人が実際にいるということです。

ワクチン接種プログラム第二段階 

2021年6月に開始し2021年年末に終了予定

公共部門で働く人
外交団、国際機関
一般人
タイに居住する外国人

6月から一般人への接種もはじまる予定ですが、これは日本でもあるようなリスクグループがタイでもきめられていてリスクが高い人から順に行われるので健康体の若い人達の接種は先の先終了予定間際ぐらいになりそうです。

※2021年5月21日13:19 ↓↓↓更新情報↓↓↓

最新up!タイに居住する外国人(日本人)への新型コロナウィルスワクチン接種に関する続報・予約開始日とグループ別予約方法

タイに居住する外国人(日本人)は、2021年6月7日から始まるタイ人の集団予防接種と同じように、パスポートやSS番号を使って現地で登録することが可能になると発表されました。

外国人はそれぞれのグループごとに対応されるとなっており、移民労働者は社会保障局が手配したセンターで、留学生は高等教育省が手配した会場で対応することになるようです。

タイでワクチン接種が可能な外国人(日本人)

タイに居住する全ての希望者がワクチン接種の対象

5月6日、タイ保健省は外国人を含めた人口の7割(タイ人6,700万人、外国人300万人)の接種を目標とすると発表しました。タイに在住する日本人も接種対象となります。

 

現在のタイ国内の新型コロナウィルス ワクチン接種状況

Q、接種率は?

タイ国内のワクチン接種人数(4/24時点):94万9,124人(人口比:1.36%)

※Our World in Data調べ

 

Q、新型コロナワクチンは日本人もタイで接種できるのか?(有償・無償)

現在タイに居住している外国人がタイ政府が無償で提供する新型コロナウイルスワクチンの接種を受けることができるかどうかについてですが、タイ政府はワクチン接種プログラムに外国人も含めることを発表しています。

すなわち、タイ人だからとか外国人(日本人)だからとか関係なくタイに居住する人が接種できる ということです。

※2021年5月21日現在のワクチン接種対象は18才以上

有償か、無償かについてはいまのところ正式な発表はありませんが、私立の病院で有償でワクチン接種ができるよう調整中ということです。

※追記2021年6月10日

6月【タイ】新型コロナワクチン・有料モデルナの接種を行う病院と予約方法

※追記2021年7月10日

最新【タイ】新型コロナワクチン接種・有料モデルナ接種を行う病院と予約方法

タイにおける新型コロナウィルス ワクチン接種プログラム

タイ政府は、現在、2021年末までに5千万人(タイ人口の約70%)への新型コロナウイルス・ワクチン接種を完了することを目標に掲げています。ワクチン接種は第一段階、第二段階とわけられており現在第一段階の対象者へワクチン接種が行われているところです。

タイ国内での新型コロナウィルス ワクチン接種方法

現在タイ在住の外国人居住者に向けてワクチン接種の予約を受け付けるアプリを開発中ということです。

アプリ名は「Mor Prompt」

タイではアプリが広く浸透しているので、ワクチン接種予約もアプリで予約するのが簡単に予約しやすい方法になりそうです。他にも近々全国で開始される予定の「ウォークインサービス」が利用できる予定です。直接病院で予約を受付けて接種するという方法でも作業がすすめられているということなので、アプリを使いなれていない年長者にはそちらのほうが簡単かもしれません。

また、タイ商工会議所は民間企業で従業員用に100万回分のワクチンを独自調達すると発表しており、今後さらに1,000万回分のワクチンを購入する意向を示しました。実際、4月26日よりワクチン調達の登録を開始しているので、タイ商工会議所に加入している民間企業の従業員(日本人)は属していない一般人(日本人)よりも早くワクチン接種が可能になりそうです。ちなみに私立病院は独自調達がタイ政府より認められています。

海外でワクチン接種を行う際の注意点

海外在住中に日本人が外国でワクチン接種を行う際は充分な注意が必要です。

特に新型コロナウイルス・ワクチン接種に関してはまだ開発されたばかりで不明な点も多いです。

ワクチンを接種することで感染症予防の効果はもちろんあります、副反応のリスクについて不透明な部分も多いです。また個人個人でリスクがあるかないかも違います。ワクチンを接種するには効果とリスクの双方について十分確認して理解した上でワクチン接種を受けるかどうかしっかり考えてから判断する必要があると思います。

ワクチンを接種して副反応で健康被害がでてしまったらどうしようという点が一番心配なところですが、現在のところタイは不明、日本側でも救済されないようですので注意が必要です。

 

海外でワクチン接種をして副反応が出た場合、日本の救済制度は適用されません

日本政府は外国で邦人が予防接種を受けた場合は、予防接種健康被害救済制度対象とならないことを明言しているのでこの点についてもしっかり考える必要がありそうですね。

 

日本のワクチン接種率もタイと変わらない数字ですが、日本の地方特に田舎の地域では接種率も高く早い段階で若年層でも接種できることがあるようです。自分が住むエリアがどこなのかによるかもしれませんが、日本とタイ両国で今後の接種率と進行度合いをチェックし場合によっては日本に一時帰国して接種するということも選択肢としてあり得るかなと思います。

その際には渡航費だけでなく、日本入国時の水際措置の自粛期間とタイ入国時の隔離期間が何日必要なのかが大きなポイントになりそうです。以下で現在の両国の水際措置に関してまとめています。参考にどうぞ。

 

こちらもよく読まれています

【タイ】新型コロナ関連・5月1日より入国時の隔離期間が変更

【タイ】タイ入国時に必要なPCR検査と健康証明証発行までの流れとCOE入国許可証取得の際の必要書類・注意事項・タイ渡航の体験談完全ガイド

投稿者: 旅なび