アメリカ、ハワイ州のデービット・イゲ知事はハワイ州での新型コロナウィルスワクチンの接種率が70%を超えた場合に渡航制限を解除する見通しを発表しました。
ハワイ州のワクチン接種率
現在のハワイ州のワクチン接種率は52%で、ハワイ保健局によると新たに見つかった新型コロナウィルスの陽性者の99%がワクチン未接種であることがわかりました。
ハワイ州では6月15日より全ての島内旅行の制限を解除することを発表しており、ハワイでワクチン接種を受けた渡航者に対しての検疫措置を撤廃することを表明しています。
また接種率が60%に達した場合はアメリカ国内旅行に限りワクチンの接種証明書のみで旅行ができるようにする考えを発表、70%を超えた場合には全ての制限を解除することを発表しました。
70%を超えた場合は日本からの渡航も容易になることから、日本からの渡航も更に現実的になりそうです。
もしかしたら今年の夏休みにハワイ旅行というのも現実かもしれません。現在は各社フライトの予約変更が容易になっていることからハワイ行のフライト予約を早々にしている人も見られます。ハワイ旅行を検討中の人はそろそろチケットの予約を考えてもいい時期にきているようです。
ワクチン接種率をあげることが元の世界に戻る最善の方法であることが世界各地でも立証されてきていることから、オリンピックを控えた日本でももっと早く接種率をあげることが重要です。
ハワイ州現在の渡航制限
【ハワイ】事前検査で隔離免除!渡航前準備の流れと日本国内のPCR検査病院リスト
現在ハワイ州へ渡航するには「セーフトラベルプログラム」に従う必要があります。
フライト、滞在情報などの報告義務に加えPCR検査の陰性証明書などをアップロードしなくてはいけません。
渡航制限が解除されれば、事前の検査の必要がなくなる見通しです。
日本のワクチン接種はなかなか進んでいない現状なので、今後は日本でワクチン接種を待つよりも先にアメリカに渡航してワクチン接種をしようという動きもでてくるかもしれません。