海外でワクチン接種、どうすればいいの?
インドネシアで接種できるワクチンの種類は何だろう?日本人でも接種できるの?いつから?などなど、新型コロナウィルスに関することには不安がたくさんあると思います。
様々な情報が錯綜してますが、2021年5月3日現在の新型コロナウィルス・ワクチン接種に関するインドネシアの最新情報を紹介します。
ワクチン接種開始時期と現在の接種状況
2021年1月13日
第1回医療関係者へワクチン接種スタート
2021年1月末
第2回ワクチン接種スタート
2021年2月17日
公務員と60才以上の高齢者へ接種開始
2021年2月24日から
教員と報道関係者へ接種開始
2021年6月以降
重篤化リスクの高い人への接種開始
※インドネシア国民のワクチン接種は義務とされています。
インドネシアが承認している新型コロナワクチンの種類
シノバック(5,200万回)ワクチン接種中
アストラゼネカ(460万回)3月末着
今後の調達予定
シノバック(1億2,500万回)中国
アストラゼネカ(8,300万回)イギリス
COVAX(7,800万回)
ノババックス(7,400万回)アメリカ
ファイザー(6,600万回)アメリカ
インドネシアに在住の外国人(日本人)のワクチン接種の可否
インドネシアに在住する外国人(日本人)へのワクチン接種は対象外になっています。
在住外国人向けのワクチン接種に関しては「相互援助プログラム」により大使館や非営利国際機関の職員は政府公認の民間主体のワクチン調達によりワクチンを接種することができます。プログラムの対象者に外資系企業の従業員と家族が含まれるのか否かはまだ見解が示されてません。
ちなみに、相互援助プログラムに対象の外国人の接種は任意です。
※追記
5月3日現在、在住の外国人を相互扶助プログラムの接種対象にする方向で政府内で議論がなされているようです。
在住外国人のワクチン接種相互援助プログラム
ワクチン接種相互援助プログラムに現在1万7,600社が登録されています。
使用予定のワクチン
シノファーム(中国)
スプートニクV(ロシア)
ワクチン接種費用
相互援助プログラムでのワクチン接種は事業者負担になる見込みです。
インドネシア・新型コロナワクチン接種まとめ
インドネシアではワクチンに関することが不明な点が多く、まだまだ課題が山積みです。
また日本では承認されていないワクチンがインドネシアでは多く承認されており、接種に関して不安を抱く邦人も多いようです。ただでさえ新型コロナウィルスの感染拡大により在住者は不便な生活を送っていますが、ワクチン接種に関してもいつになるのかなど不明な点が多く不安が募っているため、駐在員家族など帰国を早める日本人が増えているようです。