シンガポール保健省は、新型コロナウイルスの予防接種を受ける資格がありながら受けない選択をした人が新型コロナに感染した場合の医療費の負担を個人に請求することを発表しました。
12才以下の子供や特定の病歴を持ちワクチン接種が行えない人などは請求から除外されます。
医療費の請求は2021年12月8日から適用を開始するとされています。
シンガポールでは新規感染者のうち重篤患者となり集中治療室を利用することが多く、直近で280の病床中134人が新型コロナの予防接種を受けていなかったということです。
これだけワクチン接種が有効であることが報道されていても科学的根拠もなくワクチン接種をしないことを選択する人はいまだ多くいます。
欧米では自由主義が尊重され、ここまで厳しい対応は行わない状況ですがシンガポールのこの対応が世界にどれだけの影響を及ぼすのかが気になる所です。