海外でワクチン接種どうすればいいの?
ワクチンの種類は?在住外国人(日本人)への接種はいつ?できるの?など海外在住の日本人は新型コロナウィルス、ワクチン接種に関して不安に思うこと、ワクチンは確保できている国なのか?そして私達はいつ接種できるのかなど知りたいところですね。
シンガポールは早くからワクチン接種が進んでいる国のひとつです。
2021年4月30日現在のワクチン接種状況をお伝えします。
ワクチン接種開始時期と現在の接種状況
2020年12月
新型コロナウィルスのワクチン接種が開始されました。
2021年4月13日以降
シンガポールでワクチン接種を受ける人はワクチンの種類が選択できるようになりました。
2021年3月25日以降
45才以上の人がワクチン接種ができるようになっています。
6月以降
45才以下の人も接種できるようになる予定です。
シンガポールが承認している新型コロナのワクチンは?
ファイザー・ビオンテック
モデルナ
シノバック(予定)
現在承認されているのは3種のワクチンで、今後の確保予定としてシノバックがあげられています。
シンガポールでワクチンの接種が可能な外国人(日本人)
長期滞在ビザ保有者(日本人含む)
永住権保有者(日本人含む)
尚、外国人へのワクチン接種は任意です。
日系企業の駐在員を対象に4月5日に行われたJETROのアンケートによるとワクチン接種方針は「任意」が56%、「推奨」が30%、「方針を定めない」が15%でした。
在住外国人(日本人)のワクチン接種費用
シンガポールに在住する外国人がワクチン接種をする場合の費用は無料です。
副反応が出た場合の補償について
補償有
新型コロナ・ワクチン障害資金援助プログラム(VIFAP)
ワクチン接種の副反応による死亡・恒久的な障害に対し22万5000シンガポールドル
集中治療室での治療が必要な場合に1万シンガポールドル
入院や治療が必要な場合は2,000シンガポールドル
ワクチン接種証明証の発行について
現在シンガポールでは濃厚接触者の追跡アプリ「トレーストゥゲザー」が利用されています。
そちらのアプリ内でワクチンの接種状況が提示できます。
また国民用健康アプリ「ヘルスハブ」でもワクチン接種状況の把握と接種証明書がPDFで発行できるようになる予定です。
ワクチン接種証明書が他国でも利用できるか?
2021年4月30日現在、オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、マレーシアとワクチン接種証明書の相互認証に向けて協議中です。
シンガポールには多くのビジネスマンが行き来することから早期に相互認証されることが期待されています。
ワクチン接種証明書の提示での入国緩和措置
4月28日オン・イエン運輸相は新型コロナウィルスの感染者数が少ない国と地域からワクチン接種済みの渡航者に対して、隔離免除を検討していることを表明しています。
但し、今後の感染者数の増加により緩和措置については変わることもあり得ますのでご了承下さい。
シンガポール・新型コロナワクチン接種まとめ
シンガポールでは新型コロナウィルスのワクチン接種が進み様々なことが緩和されようとしています。
日本からはビジネス関係者や留学生が多く滞在している国なので早急にワクチン接種が進み日本とシンガポール間の行き来がスムーズになることを願います。
入国措置については近隣国は早期に進展がありそうですが、日本は現在のところ検討国に入っていませんでした。日本も感染者数が減りワクチン接種が進めば対象になるでしょうから早く日本もワクチン接種を進めて欲しいですね。