2022年1月10日、タイ航空は渡航時の証明書提示について更新して情報を公開しました。
在タイ日本国大使館による最新情報をお届けします。
1、渡航時の新型コロナワクチン接種証明書の提示について
渡航時の航空会社へのワクチン接種証明書の提示は不要です。
2、新型コロナの治療費を含む保険加入義務
(1)入国時にPCR検査を求められる国(注:中国、インドなど)からタイに渡航する乗客には、少なくとも1万米ドルの新型コロナ治療を含む保険加入を求める。保険加入期間は、タイ滞在期間+7日間必要。乳幼児を含め年齢を問わず保険加入が必要。学生等については、タイの受け入れ先からのレター等(新型コロナ治療をカバーする保険に関するもの)の提示でも可とする。
(2)タイの検疫担当官は、こうした国からの渡航者に対してランダムに保険のチェックを行う。保険を持っていない場合、タイ入国手続き前に保険を購入する必要がある。
(3)タイ旅券保持者、航空機乗継ぎでタイに入国しない者、タイの労働許可を保持する外国国籍者、飛行機の搭乗員、外交・公用旅券または国連レセパセ所持者は、保険が免除される。
(4)保険の不所持は、搭乗拒否理由にはならない。
3、その他
(1)航空会社は、食事や緊急時を除き飛行機搭乗中は乗客に常時マスク着用を要求するといったガイダンスに適切に従わなければならない。
(2)飛行機搭乗中に新型コロナの症状のある乗客は、タイ到着時に検査を行うことが推奨される。
※参照;在タイ日本国大使館
日本人がタイへ渡航する際の注意点
日本人が旅行中にタイで新型コロナに感染してしまった場合、医療費が高額になることが懸念されています。現時点で日本は入国時PCR検査の対象国ではないため新型コロナの治療代をカバーする医療保険への加入義務はありませんが、もしものために加入して渡航するほうが賢明です。
通常の海外旅行保険に加えて、新型コロナの治療費が含まれているかいまいちど確認し備えてから海外旅行に出発しましょう。