海外移住で一番心配なのが病気になったらどうしよう、これはきっと海外で暮らしている日本人全員が思っていること。
タイには日本語で対応してくれる病院がたくさんあるとはいえ、日本とは違うお薬を使っているのでは?と心配になったり、どんな対応されるかも不安だし、日本語対応の病院で知り合いの日本人に会ってしまうのが嫌だなと思ったり、様々な理由で病院にはなかなか行きずらいものです。
そんな時助かるのが街のあちこちにあるタイの薬局、ドラックストアです。
日本では病院でしかもらえないような薬でもタイでは薬局で簡単に個人で買えてしまいます。
便利なんだけど少し怖い?とも思ってしまうタイの薬局。
でも病院に行くのはめんどくさいし保険に入っていないので医療費が心配、そんな人には心強い存在です。
そんな人達にとってとても便利なタイの薬局ですが、薬を買う人に知識がなく間違った薬を買って飲んでしまって副作用や何かあっても自己責任ですから薬局で薬を買った自分が悪い、ただそれだけ。便利の裏には自己責任で買うという大きなリスクが存在します。
それを踏まえて自己責任で今回の内容を読んでいただけるようお願いします。
膀胱炎の症状
- 頻尿(短い間隔、酷い時は10分おきの尿意)
- 排尿の終わりごろの痛み
- 尿意切迫感
- 血尿
- 残尿感
- 尿の白濁
- 尿の臭いがキツクなる
・・・など。全てが該当しなくてもいくつか該当すると膀胱炎である可能性が高いそうです。
タイで膀胱炎になるというのは実はよくある話しらしく、、、
タイ、膀胱炎、とググると出てくるでてくる膀胱炎話しいろいろ(笑)
タイのトイレによくついてる旧式ウォシュレット?とでもいいましょうか?水をシャーとするアレです。
アレをウォシュレット替わりに使って膀胱炎になったというのはタイあるあるなんだそうです。知らなかった、、、使ったことありませんが特にショッピングモールやレストランなど公共の場のものは使わない方が良さそうです。
タイあるあるが関係してるのかは不明ですが、トイレを我慢するとよくないというのをよく言いますがそれは確かに当たってる気がします。
タイの薬局で買える膀胱炎の薬
今回買いに行ったお薬は、膀胱炎の薬である抗菌剤。
該当する症状を観察した結果これは多分膀胱炎だろう?(病院に行ってないので定かではありません)というわけで調べた結果、タイのドラックストアBOOTSで膀胱炎の薬が買えるそうなので買ってきました!
お薬を購入した場所 BOOTS
BOOTS
購入したのはドラックストアBOOTS。タイのショッピングモールには大抵お店が入ってます。
ワトソンやツルハドラックに比べ薬局色が強く、あちらには置いてないものもここにはあるという印象です。
ドラックストアで膀胱炎の薬を買う方法
BOOTSはお店のレジの奥に、薬局らしいお薬カウンターがあります。
見た目普通の店員さん以外にも白衣を着た薬剤師と思われる人が大抵一人お店にいるので、その人に声かけるといいです。
簡単な英語であれば通じますし、お薬の名前は万国共通の英語ですしね。
言葉だけだと間違えると心配なので写真を見せると更に分かりやすいと思います。
購入する膀胱炎の薬は
NORFLOXACIN ノルフロキサシン(抗菌剤)
膀胱炎の薬が欲しいを英語で言うと
I want a NORFLOXACIN.
it use for cystitis.
膀胱炎をタイ語で言うと
ガポ・パサワッ(膀胱)・アクセーップ(炎症)(=膀胱炎)
グーグル翻訳などでも日本語→タイ語で膀胱炎はでてくるのでそれを薬局で見せると更に安心ですね。
用法・用量 ノルフロキサシン(抗菌剤)
一日2回(朝・夕)5日分
私のつたない英語&タイ語でもすぐわかったようで、早々に薬カウンターからお薬が出てきました。
膀胱炎の治し方・心掛けること
膀胱炎を治すにはこちらの抗菌剤を一日2回、朝と夕方に一錠ずつ飲んで、5日間飲み続けること。
そして、お水をいっぱい飲むようにアドバイスされました。一日に1Lから1.5Lは飲んだ方がいいいそうです。
膀胱炎になるとお水を飲むとトイレに行く回数が増えて痛いのが増えるのは嫌だなとお水を控えてしまいがちです。水を飲まずトイレに行く回数が減ると膀胱に尿が溜まる時間が長くなり、それは膀胱に菌が溜まって増殖することになるので膀胱炎によくないそうです。
膀胱炎を治すにはお水をいっぱい飲んでトイレにいっぱい行って尿で菌を排出する必要があるんだそうです。
膀胱炎・ドラックストアで買う薬の値段
96バーツ(¥336)
5日間のみ続けるように言われて購入したのは3パック。
1パックに2日分入っているので6日分ありますけど、合計96バーツ(¥336)でした。安ーい!
保険なしでドラックストアで病院でもらうような薬が買えて336円ってびっくり。
病院に行くと初診料だとか内診料だとか追加追加で保険に加入していてももっと高い金額になると思うのでこれは本当に安いです。それに病院に行く手間と時間を考えれば安さよりもそこがありがたいなと思います。
病院行くとやっぱり高いし時間かかるのでタイの地元の人達は病院なんて行かないでこうやって薬局で薬買って自力で治すんだろうなと思います。それがいいのか悪いのかは人それぞれわかりませんが簡単な病気であればそれでもいいのかなと思いました。
そうそう、お薬って箱入りとかそういう感じで買うのかと思ってましたが、タイのドラックストアで膀胱炎の薬を買う場合は病院と同じように必要な用量のみを買うスタイルなんですね。まぁ薬にも消費期限があるので無駄に買いすぎたり、期限切れしたまま家に置いてて期限切れを飲んでしまう心配もないのでいい方法ですよね。
ちょっと笑えるのが薬は裸で写真のままの状態でハイと渡されるのでそのまま手づかみで雑にバックに入れる感じになります(笑)袋とか入れてくれません。BOOTSはいつも手づかみでハイっと商品そのままバックにしまうスタイル。プラ袋は有料の時代ですからそういう感じなのかもしれません。薬はちゃんとアルミで密閉されてるのでどうやって持って帰ろうが変わりないのですけどね、、、雑感(笑)
タイは一般人でも簡単に街のドラックストアで薬が買えて便利、買うのもとっても簡単でした。
しかしこれで様子みて症状が改善しなければ病院に行かないといけないと思います。
改善しなければ膀胱炎だと思って飲んだ薬が効いてないわけですから、違う病気の可能性がありますしそうなればその時は病院に行こうと思ってます。
※薬を買う際は副作用など人それぞれ様々なリスクがあるので自己責任でお願いします。