今回はタイの郵便局で荷物を発送したい時の発送方法を紹介します。
日本とは少し順番が違うので郵便局に行く前に一読いただくとスムーズに発送できます。
①荷物をいれる梱包材・EMS封筒を買う
日本の郵便局だったらまずはじめに番号札を取って…となるのですが、タイの郵便局で荷物を発送する際にはまずはじめに梱包材を買って送り状を作成することからはじめます。
梱包材を購入する場所の受付けは局員が並ぶ右側のカウンターではなく写真で言うと奥の壁際私書箱の近く、青いパーカー着てる人が立ってるところです。段ボールや切手、EMS封筒はこちらで一番初めに購入して下さい。
EMS封筒を買う時は「I want to use EMS.」と言えば封筒を渡されます。
段ボールを使いたい時は「I want to buy the box」でOK。段ボールは英語でcardboardですが、タイの人あまりこの単語を知らないので単純にboxと言ったほうが通じます。
ちなみに写真の壁一面に番号が並んだ赤い箱は私書箱。コロナ禍なので座席は一部座れなくなってますね。
EMS封筒は1枚4バーツ
荷物に貼りつける送り状はもちろん無料です。
EMSというと海外へ発送する荷物のことだと認識する人が多いと思いますが、タイでは国外だけでなく国内の発送でもEMS配送が使えます。
配送番号がついているのでオンラインで配送状況を確認することができるので必ず国内発送でもこちらを利用することにしています。
EMSは書類用封筒と段ボールが使えます
封筒はA4サイズの書類が入るサイズです。段ボール箱は有料ですが、料金表がなかったので料金定かではありません。梱包材を買う時はレシートがもらえないので金額覚えてません(笑)
ちなみに段ボール箱は自前の持ち込みの箱があればそちらを使ってもOKです。しかしタイでは段ボール箱って案外貴重品でなかなか手に入らないので探し回る手間を考えたら郵便局で買ったほうが便利です。
②送り状・EMS封筒に住所を記入する
番号札を取るまえに送り状の記入を全て終わらせておきます。
記入の仕方は国際郵便ではがきや便せんに書く時と同じ書き方です。
届け先のほうが大きめにスペース取られているのでそちらに届け先の住所と名前、電話番号を記入します。タイの郵便番号は5ケタ、国際便でEMS封筒を使いたい時は別の封筒なので日本の郵便番号も記入できます(笑)
差出人情報は左上の小さいスペースに記入します。こちらも住所、氏名、電話番号を記入します。
差出人情報を書くところの赤枠中にSenderと書かれてあるので、いざ書く時にどっちかなと迷ってもわかると思います。
③番号札を取る
ここでやっと受付けの番号札を取ります。
ガイドには①、②、③、④とありますが液晶画面のボタンはひとつしかありません。タイ語で何書いてあるか全くわかりませんが(笑)押すところはひとつしかないのでそのボタンを押して紙を取り番号が呼ばれるのをお待ちます。
番号が呼ばれるのを待つ時の注意
受付番号はタイ語で呼び出されます。カウンター側に液晶画面があるのでそこから目を離さないで待ちましょう(笑)
お昼時や夕方は少し混んでいることが多いかもしれないので、人が少ない午前中に行くと待ち時間が少ないです。
④支払い 受付けカウンターへ
次に番号が呼ばれたら受付カウンターへ行きます。
2枚目の店内写真、右側の赤いパーカー着てる人がいるところです。
ここではもう封筒(荷物)を出すだけ。一言もしゃべらず荷物を渡したら金額を言われるので支払って終わりです。英語を話すこともタイ語も必要ありません。
支払いが済むとレシートを渡されますので忘れずに受け取りましょう。
レシートには荷物の配送番号が記入されています。オンラインで随時チェックできるので安心です。
タイ 郵便局の営業時間
街の郵便局の営業時間
オープン 8:30
クローズ 20:00
土日祝日同じ営業時間で年中無休(正月のみ休み)
ちょっと田舎の郵便局
オープン 8:30
クローズ 16:30
土曜日 9:00 – 12:00
日曜日祝日 休み
驚くのが街の郵便局は土日も祝日も平日と同じ時間帯でオープンしているということ。郵便と金融、全ての郵便局のサービスを土日でも利用できます。
日本では土曜日は限定の店舗のみオープンで郵便サービスのみ。日曜日はさらに開いてる局が少なくなり不便です。
今の時代、宅配量は増えてますし、利用する側の人の多様性を考えれば土日オープンは当たり前。それなのに未だ日本は戦後のシステムのまま営業を続けています。こうやって海外と日本を見比べると日本がいかに時代遅れかが分かります。
タイの郵便局では土日祝日毎日郵便サービスと金融等のサービスが利用できるし銀行だって開いてるんですから。