2022年3月8日、インドネシア政府はバリ島、バタム島、ビンタン島の3島への入国で一定の条件を満たすことを条件に入国時時のホテル隔離を廃止することを発表しました。
この措置は3月8日から適用され追って定められる期間まで有効です。
以下、在インドネシア大使館・在デンパサール日本国領事館より発表された文章です。
1.インドネシア政府の新型コロナウイルス対策ユニットは、3月8日付け通達
(第13号)を発出し、外国人がバリ島、バタム島、ビンタン島で入国する場合の
特別措置を発表しました。この措置は、同8日から適用され、追って定められる期
限まで有効とされています。
2.この通達により、事前にPCR検査結果の認証を受ける、ホテルまたはツアー
の予約証明書を提示する、到着時のPCR検査結果が出るまではホテル等の部屋で
待機する等の一定の条件を満たすことを条件に、バリ島、バタム島、ビンタン島で
の入国に際して、ホテル隔離がなくなりました。
3.同特別措置の内容は以下のとおりです。
(1)入国地点
ア バリ島
イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港、タンジュン・ブノア港
イ バタム島
ハン・ナディム国際空港、バタム港
ウ ビンタン島
ラジャ・ハジ・フィサビリラ空港、ビンタン港、タンジュン・ピナン港
(2)アプリ
到着前に、アプリ「peduliLindungi」をダウンロードし、ヘルス・アラートカー
ド(eHAC)に記入する。
(3)ワクチン接種証明書
到着時に、ワクチン接種証明書(出発の14日以上前に2回目のワクチン接種を
完了していることが英文で記載されており、事前に保健省のウェブサイト
(https://vaksinln.dto.kemkes.go.id )を通じて認証を受けたもの)を提示す
る。
(4)PCR検査陰性証明書
到着時に、出発前2x24時間以内に検体採取されたPCR検査陰性証明書を提
示する。
(5)予約証明書ア バリ島の住民でない者がバリ島で入国する場合は、3泊4日以上のバリのホテ
ルまたはツアーの予約証明書を提示する。
イ バタム島またはビンタン島の住民でない者がバタム島またはビンタン島で入国
する場合は、バタム島またはビンタン島でのツアーの予約証明書を提示する。
ウ バリ島、バタム島、ビンタン島の住民については、これら島内に住所を有する
ことを示す身分証明書を提示する。
(6)査証
外国人については、査証または入国許可を提示する。
(7)医療保険
外国人については、新型コロナ感染症の治療費及び病院への移送費をカバーでき
る支払い限度2万米ドル以上またはツアー主催者が定める額の医療保険加入証明書
を提示する。
(8)入国時の手続き
ア 到着時に、体温検査及びPCR検査を受ける。
イ 入国管理上の書類審査、税関審査
ウ 荷物の回収、荷物の消毒
エ ホテルまたは自宅に直行
オ ホテルまたは自宅の部屋でPCR検査の結果を待つ。PCR検査の陰性結果が
判明するまでは部屋から出ない。自宅で結果を待つ場合、待機中は他の人と直接の
コミュニケーションを取らない。
カ 到着時のPCR検査結果が陰性であれば、予定されていた活動を実施できる。
入国後14日間は、症状の有無について自主的に健康観察を行うことが推奨される
(9)到着後のPCR検査で陽性になった場合
ア 無症状や症状が軽い場合は政府指定ホテル又は施設で隔離又は治療。
イ 症状が中程度か重い場合や併存疾患がある場合は、コロナ拠点病院にて隔離又
は治療。
ウ 外国人の隔離・治療費用は自己負担。
(10)到着後2回目のPCR検査
到着3日目にPCR検査を受けなければならず、結果が陰性であれば、引き続き
活動が可能。
(11)出国・移動
ア バリ島で入国した者がバリ島から出る場合は、入国3日目のPCR検査の陰性
結果が確認され、かつ既に3泊4日以上バリ島に滞在していなければならない。
イ バタム島またはビンタン島で入国した者がバタム島またはビンタン島から出る
場合は、入国3日目のPCR検査の陰性結果が確認された後でなければならない。
(12)保健プロトコール
以下の保健プロトコールに従う。
ア 3層布マスク又は医療用マスクで鼻と口を覆う。マスクは、4時間毎に交換
し、定められた場所に廃棄する。
イ 定期的に、水と石けん又はハンドサニタイザーで手を洗浄する。ウ 他人と1.5mの距離を保ち、密を避ける。
エ 公共交通機関での移動中は、電話の使用を含め会話を行わない。
オ 医薬品を摂取する必要がある場合を除き、2時間以内の空路移動では、飲食を
行わない。
(13)ホテル
住民を除き、滞在中は、政府認定のホテルに滞在する。
4.インドネシアにおける新型コロナウイルス対策のための措置は、突然変更され
る可能性があります。邦人の皆様におかれても、最新の関連情報の入手に努めてく
ださい。※2022年3月8日現在の情報
隔離なし入国が対象となる入国場所
1. バリ島
- イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港
- タンジュン・ブノア港
2. バタム島
- ハン・ナディム国際空港
- バタム港
3. ビンタン島
- ラジャ・ハジ・フィサビリラ空港
- ビンタン港
- タンジュン・ピナン港
入国時に必要な書類
1. アプリの登録
「pedu l Lindungi」アプリをインストールし、ヘルス・アラートカード(eHC)に記入する。
2. ワクチン接種証明書
到着時にワクチン接種証明書(英文)を提示する
※事前に保険省のウェブサイトで認証が必要です
※ワクチンは14日以上前に2回目のワクチン接種が完了していること
保険省 登録ウェブサイト
3. PCR検査陰性証明書
到着時に出発前2 x 24時間以内に検体採取されたPCR検査の陰性証明書を提示する
4. 予約証明書
バリ島
- 住民でない場合は3泊4日以上のバリのホテルまたはツアーの予約確認書を提示
- 住民は住所を有することを示す身分証明書を提示
バタム島・ビンタン島
- 住民でない場合はツアー予約確認書を提示する
- 住民は住所を有することを示す身分証明書を提示
4. インドネシア入国時のビザ
外国人はビザまたは入国許可を提示する
5. 医療保険
外国人は新型コロナ感染症の治療および病院への移送費をカバーできる支払い限度2万ドル以上またはツアー会社が定める額の医療加入証明書を提示すること
滞在中の宿泊について
住民を除き、滞在中は政府指定のホテルに滞在すること
入国時の手続きと流れ
- 到着時に体温検査およびPCR検査を受ける
- 入国管理上の書類審査、税関審査
- 荷物の回収・消毒
- ホテルまたは自宅へ直行
- ホテルまたは自宅でPCR検査の結果を待つ
入国時のPCR検査が陰性であった場合
- 予定されていた行動を実施できる
入国時のPCR検査が陽性であった場合
- 無症状または症状が軽い場合は政府指定ホテルまたは施設で隔離または治療を行う
- 症状が中程度か重度の場合はコロナ拠点病院にて治療または隔離
- 外国人の隔離、治療費は自己負担
到着3日目にすること
- PCR検査を受ける
陰性の場合は引き続き予定していた行動が可
陽性の場合は上記載の通り
インドネシアからの出国と移動について
バリ島
- バリ島で入国した者がバリ島から出る場合は、3日目の検査で陰性が証明され、3泊4日以上バリに滞在してあること
バタム島・ビンタン島
- バタム島、ビンタン島で入国した者が同地域から出る場合は、入国3日目の検査で陰性が証明されていること
インドネシア滞在中の注意
保健プロコトールに従うこと
- 3層布マスクまたは医療用マスクで鼻と口を覆い、マスクは4時間おきに交換し定められた場所に捨てること
- 定期的に水と石鹸またはハンドサニタイザーで手洗いすること
- 他人との距離を1.5m保ち密にならないこと
- 公共交通機関での移動中は電話の使用を含め会話をしない
- 2時間以内の空路移動では飲食を行わない(※医薬品接種する場合を除く)
※新型コロナに関わる情報は流動的なので、最新情報を常にチェックしてください。