フィリピン政府は2021年11月16日から新型コロナウイルスの防疫措置の入国要件規定を更新し、日本を低リスク国とし隔離で入国を可能とすることを発表しました。
隔離免除で入国する場合、渡航者はワクチン接種を完了していることを証明することが必要ですが、未接種の場合でも低リスク国に分類される国からの渡航者の隔離は6日間に短縮されます。
フィリピンでは11月5日から国内首都圏を中心に規制緩和がスタートしています。
5段階に分けられた規制のうち外出移動制限を緩和し、高齢者と子供が外出できるようにしました。室内の娯楽施設についても再開を許可し、徐々に活気が戻ってきています。
年末年始のクリスマスホリデーを控え、海外からの旅行者の取り合い合戦が始まっています。
アジア各国のリゾート地では隔離免除をすることで日本をはじめ欧米、欧州からの観光客を呼び寄せることで観光業の収入増加を狙っています。
また、近隣国のマレーシアでも外国人旅行者の受け入れを再開するために隔離免除等の検討段階に入ったと発表しました。マレーシア政府は遅くとも2022年の1月には開始したいとし関係当局と検討しています。