バンコク 在タイ日本大使館

【タイ】日本人がタイで運転免許証を取得する方法・完全ガイド

日本人が海外で暮らす際に必要な手続きのひとつに運転免許証の取得があります。

日本で免許を取得している場合1年間は、日本の免許証が海外でも有効になる国際免許書を日本で取得することも可能ですが、赴任など長期間海外で暮らす場合は現地の国で免許証を取得したほうが便利です。

そういった場合は、現地の国で教習所にいちから通うのではなく、日本の免許証を書き換えるということが可能です。書き換え手続きなら書類さえ準備できれば簡単なので、運転はしないけど免許証は欲しいという人多いです。なぜなら運転免許証はパスポートの代わりに身分を証明する書類として認められるから。

身分証明にパスポートを持ち歩くのは気疲れするということもあり、簡単に持ち運べる免許証はやはり海外在住者の必須アイテムでしょう。

こちらではタイで免許証を取得する方法を紹介します。

 

タイの免許証の種類

  1. 自動車テンポラリー運転免許証(2年)
  2. 自動二輪テンポラリー運転免許証
  3. 自動三輪テンポラリー運転免許証

テンポラリー免許証は更新の際に再度試験を受けます。そこで合格すると通常の5年有効の運転免許証が取得できるようになります。

 

  1. 通常の運転免許証(5年)

タイで最初に作る運転免許証は2年まで有効のものです。日本の免許証の有効期限が5年ある場合でも最初は2年までで、更新の際に5年有効の免許証に書き換えが可能となります。

 

日本の免許証をタイの免許証に書き換える場合の手順

前提としてお伝えしますが、日本の免許証が有効期限内である場合に限り、書き換えが可能です。またタイで書き換える免許証の有効期限は日本の免許証の有効期限内になります。

 

実技試験免除

学科試験は1時間必要

日本の免許証の有効期限内で書き換え可

 

1、最寄りの陸上運輸局(免許センター)で申請

2、申請書類の提出

ビザの種類
  • ノンイミグラントビザ
  • タイ国永住許可証

 

  1. 旅券(パスポート)原本とビザのページコピー1部)
  2. 発行から1か月以内の健康診断書(原本・コピー1部)
  3. 日本大使館領事部発行の在留届出済証明(原本・コピー1部)
  4. 日本の免許証の翻訳証明書(日本国大使館領事部発行/英語orタイ語)

3、色覚以上テストとブレーキの速度など身体能力のテスト

4、学科講習 1時間

タイの標識や交通法令を勉強します。

※学科講習は免許センターによってはタイ語のみの場合があるので、事前に英語かタイ語か言語を確認してから訪れましょう。

※コロナ禍はオンライン講習が可能です。じっと座って見るだけ簡単です。

5、発行手数料を支払う(合格の場合)

学科講習が終了するとすぐに料金を払ってその日のうちに免許証が発行されます。

免許証発行手数料
  • 自動車     205バーツ(2年間有効)
  • 自動二輪・三輪 105バーツ(2年間有効)

 

免許証に載る写真をこの時に現地免許センターで撮影します。

写真映えする洋服とメイクをばっちり準備していきましょう。

 

国際免許証からタイの免許証への書き換え手順

必要書類は日本の免許証から書き換える場合と下記1点を除いてすべて同じです。

国際免許証からの書き換えでは2-4番の大使館に発行してもらうタイ語or英語の翻訳が不要になります。

タイで取得した免許証を更新する場合の手順

1、最寄りの陸上運輸局(免許センター)で申請

1、旅券(パスポート)とビザ(原本&コピー1部)

ビザの種類
  • ノンイミグラントビザ
  • タイ国永住許可証

 

  1. 旅券(パスポート)原本とビザのページコピー1部)
  2. 発行から1か月以内の健康診断書(原本・コピー1部)
  3. 日本大使館領事部発行の在留届出済証明(原本・コピー1部)
  4. タイの免許証

色覚以上テストとブレーキの速度など身体能力のテスト

4、学科講習 1時間

タイの標識や交通法令を勉強します。

※学科講習は免許センターによってはタイ語のみの場合があるので、事前に英語かタイ語か言語を確認してから訪れましょう。

※コロナ禍はオンライン講習が可能です。じっと座って見るだけ簡単です。

5、発行手数料を支払う(合格の場合)

学科講習が終了するとすぐに料金を払ってその日のうちに免許証が発行されます。

免許証発行手数料
  • 自動車 505バーツ(5年間有効)
  • 自動二輪・三輪車 255バーツ(5年間有効)

 

タイで免許証取得のまとめ

書類さえ揃えばタイでは簡単に免許証を取得することができます。

運転するかわからないという人でも身分証替わりに使えますし、タイで生活した思い出に免許証を作ってみるのもいいかもしれません。

陸運局はバンコクなど外国人が多く暮らしているエリアであれば免許センターのスタッフも英語が話せる人がいるので手続きも簡単に済むのでこのエリアであれば心配なく取得できると思います。

免許センターの人が英語を話せるかどうかが鍵になるので、事前にそこをクリアしておくと後は楽です。チャレンジください。

投稿者: 旅なび