日本は現在、新型コロナウイルスの流行により水際対策を行っています。
海外から日本へ入国する場合は事前に陰性証明書を用意し、入国後14日間は自宅待機または隔離ホテルでの待機を守らなくてはいけません。
陰性証明書は日本政府指定の検査方法、フォーマットがありそれ以外は認められず日本人であっても入国できません。陰性証明を取るためには指定された日付以内に検査をしなくてはいけないなど、いくつもの決まりがあるので準備万端にしてから出国する必要があります。
コロナ禍で簡単に日本に帰国できない状況が続きます。日本入国時の準備と注意することをまとめて紹介します。
海外から日本に入国する際に注意すること
①出国前72時間以内の陰性証明書の提示
日本へ渡航する際にPCR検査陰性証明書を提示しないと飛行機に搭乗できなくなっています。
また日本へ入国する際にも陰性証明書の提示が必須となっていますので、日本へ渡航する前に必ず日本政府が指定した方法で陰性証明書を取得する必要があります。これは国籍を問わず、日本人にも義務づけられていますのでご注意下さい。
検査陰性証明書の提示について
- 出国前72時間以内の検査証明書
- 証明書のフォーマットは政府指定のもの
陰性証明書は日本政府指定のフォーマットを使用し、有効な検体、検査方法である必要があります。
※2021年3月19日以降日本人であっても上記証明書の提示が出来ない場合入国が拒否されます。
入国が拒否される主な理由
- Antigen(抗原検査)
- Rapid antigen(速抗原検査)
- Anti Biology(抗体検査)
- 検体採取が出国前72時間以内でない場合(結果が72時間以内では認められない)
- 検体検査Nasal/Oral/Throat/Mid-Turblnate Nasal/Nose/Gargle Water/mixture sample(認められない)
証明書フォーマット、検査方法についての詳細リンク
②検疫所が指定する期間の待機・自宅もしくは指定宿泊施設での待機
日本入国前に滞在していた国、地域に応じて待機、検査を受けること。
宿泊施設での待機期間は渡航前に滞在した国で日本政府から指定された期間、隔離ホテルでの待機が義務付けられます。
自宅待機の場合は14日間期間自宅で待機し、誓約書に基いて健康状態、位置情報などを提出保存しなくてはいけません。
※国別の隔離期間の詳細リンク
隔離ホテルでの待機がある場合
- 空港で検査を受ける(陰性でも隔離ホテルで待機)
- 入国3日目、6日目、10日目に再検査を受ける
- アプリで健康状態、位置情報の提供と保存
- 14日間は公共交通機関の利用禁止
国別に隔離期間は違いますが、例えば3日間隔離ホテルで滞在した後、開放され自宅に戻る場合は公共交通機関は使えません。レンタカーを借りるか家族に迎えにきてもらう必要があります。また入国後14日間は人と接触しないよう自宅待機が求められます。
自宅待機、または隔離終了後の自宅待機
- 入国から14日間は公共交通機関の利用は禁止。
- 入国から14日間は自宅での待機
- アプリで健康状態、位置情報の提供と保存
※上記項目を守れない場合は検疫所が指定する隔離ホテルにて待機が求められます。
誓約書の提出とそれに伴う行動
入国から14日間以下に従うこと
- 公共交通機関の利用はできません
- 自宅で待機
- 位置情報の保存・提出
- 健康状態の報告
- 接触確認アプリのインストール
誓約に違反した場合
日本人の場合
- 氏名や感染拡大防止に関わる情報公開
在留資格保持者
- 氏名、国籍、感染拡大防止に関わる情報公開
- 在留資格取り消し及び退去強制手続き
③スマートフォンに接触確認アプリをインストールする
使用するアプリ MySOS
入国者の位置情報を確認するためMySOSアプリの登録が必須になっています。
日本入国前にアプリをインストールし、ログイン登録まで済ませておきましょう。
※スマートフォンを持っていない人は入国後空港内でレンタル(実費)してインストールする必要があります。
検疫エリア内のレンタル事業
スマフォレンタル料金(15日間) ¥15,000
※支払いはクレジットカードのみ
入国者健康居所確認アプリ(MySOS)
- ログイン(利用登録)
- 待機場所の登録、現在地の報告(一日複数回ランダム)
- 健康状態の報告(一日一回)
健康状態の報告は一日一回通知に従って行い、待機場所の登録はランダムで複数回通知が届きます。その度に必ず「現在地報告」ボタンを押して応答しましょう。応答しない場合は違反者と見なされ氏名を公表されます。
居所確認のビデオ通話
MySOSからビデオ通話で居所確認のための着信があります。
着信はいつあるか不明でランダムに行われていますので着信があったらすぐに取れるようにしておきましょう。着信に応答しない場合は違反者とみなされ氏名を公表されます。
④質問票に回答する
アプリの登録に加えて、検疫時に質問票への回答の提示が必要です。
質問票に登録するためにe-mailアドレス、電話番号が必要です。
質問票はwebで回答できし、QRコードをスクリーンショットで保存しておく必要があります。