バックパッカーに人気の街、タイ。
東南アジア圏であるタイはいまだ日本人から物価が安い国としてイメージされているかもしれません。
しかし、実際に来てみると全然物価は安くない!
日本より物価が安く暮らせたのはもはや5-10年前の話し。
現在のタイ、特にバンコクは日本と変わらない物価で家賃などは東京都心よりも高い物件ばかりです。
タイはここ10年で国の発展とともに物価も右肩上がりに進み、それを利用して国も個人収入も右肩あがりに増えこの国の物価は一気に上がっていきました。
とは言え、貧富の差が広がり貧困層の人達が生きる世界も存在します。
そこで暮らせば格安で住めたり安い暮らしができないわけではありませんが、それは現実的ではありません。安全をお金で買うということが真に当てはまる街、それがタイです。
一般常識を持った日本人がタイで暮らすには安全をお金で買わなくてはならず結果物価の高いエリアで暮らし部屋を借り物を買って暮らしていくことになります。
比べてわかったタイの物価の高さ
こちらの商品はタイのローカルショップで見つけました。
販売価格は120バーツ、日本円に換算すると420円です。
パッケージを見てわかると思いますが、日本での販売価格は400円+税金なので消費税を足すとこちらの商品は410円になります。
日本での販売価格 410円
タイでの販売価格 420円
その差、たったの10円!
日本で買っても、タイで買っても変わりないというわけです。
対象になったものが日本のものだからじゃないの? と思われるかもしれませんが、この現象は生活するうえで欠かせない食品をはじめシャンプーや洗剤、トイレットペーパーなどほとんどの日用雑貨に当てはまります。
実際タイで暮らしてみると実感することですが食費や生活費は日本で暮らす生活費と変わらないんです。
その上、バンコクでは家賃が高く部屋は狭いのでもはや東京で暮らしているのと変わりません。
ひと昔前まではタイは日本より安く暮らせたのかも知れませんが、現在の物価は日本と変わりません。タイはシンガポール同様東南アジアの中で物価の高い国になってしまいました。
リタイヤ移住するなら日本の生活よりも優雅に暮らしたいものです。
優雅に暮らすなら日本よりも物価が安い国に住まないと為替の恩恵は得られません。
富豪であれば別ですが一般人がこの国で優雅な生活をするのは無理っぽいです(笑)