カナダ政府は2021年11月30日以降、カナダ入国の際に認証が必要な新型コロナワクチンの種類の追加と特定の免除、検査項目の変更を行うことを発表しました。
これによりカナダ入国へのハードルがまた一段階下がります。
2021年11月30日以降の変更事項
カナダ入国権を持つ人はカナダの出入国が簡単になります。
以前はワクチン接種者も全ての入国で新型コロナ検査が必要でしたが、カナダを出国してから72時間以内にカナダ入国をするワクチン接種完了者は検査なしで入国できることになります。また12才未満の子供は引き続き免除されます。
- カナダ入国権を持つワクチン接種完了者の入国簡素化
- 入国時に必要な新型コロウイルスのワクチン接種証明が認められるワクチンの種類を追加
追加されるワクチン
- Sinopharm
- Sinovac
- COVAXIN
11月30日以降、カナダ国内外を移動するためには新型コロナウイルスのワクチン接種を完全に終えることが必要となります。移動の際に陰性を証明するための抗原検査を利用できるのは限定され特定の病気を医学的に証明できる人のみになります。それに該当しない人はワクチン接種を終えないと飛行機に搭乗できなくなりますのでご注意下さい。
外国からカナダに入国する旅行者について
2022年1月15日以降、現在入国要件を免除されている特定の旅行者はワクチン接種を完全に終え証明することで入国が許可されます。ただし許可される人は限定されます。
- 承認された新型コロナウイルスのワクチン接種を完全に完了し証明書を提示
- 家族と再開するために旅行で訪れる個人
- 18才以上の留学生
- プロ、アマチュアアスリート
- 一次的な外国人労働者を含む、労働許可証を持つ個人
- トラック運転手を含むサービスプロバイダー
ヨーロッパで冬の感染拡大が懸念される中、ワクチン接種を強制的に行う国が増えています。
ワクチン接種を受けている人と受けていない人で行動が制限されるという場面が増えてきています。パンデミックを防ぐためにはワクチン接種が必要であることは一般的知識となっていますが、今後これがいつまで続くのかが気になるところです。