2022年3月16日、ベトナム保健省は入国者が新型コロナウイルス検査の陰性を証明すれば入国後の検査と隔離措置を不要とすることを発表しました。
ベトナムは2022年3月15日から外国人旅行者の受け入れを全面的に再開しており今回の発表で規制を更に大幅に緩和させるものです。
ベトナム入国時に必要な書類
- 入国前72時間以内に実施したPCR検査もしくは24時間以内の抗原検査で陰性証明書の提示をする
陰性証明書がない場合の対応
- 到着後24時間以内に検査を実施し陰性であれば外出を許可
ベトナム政府のすごいところは、陰性証明書が提示できない人への対応も行う点です。
陰性証明書を準備していた場合でも、政府指定のフォーマットに定まっていないなどの理由で入国を拒否される場合があり渡航者のストレスの原因となっていましたが、書類がない場合でも入国は許可され、その後の検査で陰性を証明することで外出も許可されます。
アフターコロナの海外渡航ではアジア圏では各書類の提示が必須となっていますが、ヨーロッパ圏ではすでにその書類も撤廃され、以前のように自由に渡航ができるようになっています。
そのようなことからヨーロッパからの旅行者はより自国の制度に近い国を選んで旅行するので、今回のベトナム政府の対応は旅行業の回復に大きく貢献することになりそうです。