2021年11月1日から学校など教育施設の再開が許可されたタイ。
タイの公立学校では11月1日の対面授業再開許可の発表を受けてから実際の許可に向けて対策や授業方針などを検討の準備がはじまり、対面授業が再開できたのは許可がでた約2週間後の先週のことでした。
対面授業を行うには様々な感染対策を行わなくてはならず、生徒が学校に通学するためにはATK検査で陰性を証明しなくてはいけません。厳格な感染対策を行った上で行われたタイの公立校の対面授業ですが、先週末にある学校で一人の生徒の陽性が判明したことを受け、今週からリモート授業に戻ることになりました。
感染した生徒は7日間隔離され、いまのところ他の生徒に陽性者はでていません。
新型コロナウイルスの感染者に近かった人物を追うことで感染拡大を防ぐものですが、これが繰り返されると対面授業再開は実際のところ難しいのでは？と思います。
先週から対面授業を開始したタイの公立校ですが、実際は全ての生徒を一度に対面授業に戻すのではなく対面授業とリモート授業を半々の人数で行ってきておりかなり慎重なスタートをしています。
新型コロナウイルスの影響で一年半以上教育ができてない国も多くあります。
経済対策に関してはどの国も急ぎ足対策をしていますが、教育はあとまわしになる国が多く今後数年後に新型コロナによる影響で教育を受けることができなかった子供の将来が心配がされています。
