ビーツ 野菜 

欧州野菜 ビーツの栄養と効能 ビーツを使ったお料理のレシピ

 

ビーツという野菜をご存知ですか?

いものような茶色い見ためとは対照的に切ってみると真っ赤な実が印象的なことでご存知の人も多いですね。実の赤色は水に溶けやすくスープが真っ赤になることから扱いづらい野菜と思うかもしれませんが、ヨーロッパでは3世紀から食べられてきた野菜なんです。

 

ビーツの販売価格 in タイ

ビーツ2個入り 33バーツ(¥115)

 

タイでの販売値段は2個入り412グラムで33バーツ、日本円で100円ちょっとなんです。とっても安いですね。

では日本での価格はどうでしょう。

日本でビーツはどこのスーパーでも買えるわけではなく主にインターネットで販売されています。ネット販売では1kg売りや2kg売りというキログラム単位での値段づけが多く単に比較するのは難しいです。

ビーツの大きさにもよるのですが2個-3個で平均して¥1000円強ぐらいではないと思いますが、ネット販売の場合送料がプラスされてしまうので、ビーツの価格プラス1000円から2000円となりとても高い野菜になってしまいます。

これほどまでに高かったら日本ではまず食べませんよね。

しかしビーツは栄養価が高く美容にいい成分がたっぷり入っているので積極的に取りたい野菜のひとつなのでご紹介します。

 

ビーツの栄養と効能

カリウム

ビーツには血圧を下げる働きを持つカリウムが多く含まれています。カリウムには血圧を調整したり、細胞の代謝や神経、筋肉の働きをよくします。

食物繊維・オリゴ糖

食物繊維やオリゴ糖をはじめビタミンB6や葉酸など女性に嬉しい栄養がたっぷりなのも特徴です。

食物繊維やオリゴ糖は腸内環境を整え健康維持に役立ちます。オリゴ糖は善玉菌を増やして悪玉菌を減少させる働きがあります。また食物繊維は悪玉菌が生産した体に悪いものを排出する役割もあります。

ビタミンB6・葉酸

ビタミンB6は皮膚炎を予防する作用があるので健康な肌を維持するのに必要な栄養素です。葉酸も同じ作用があり細胞を成形するのに役立ちます。葉酸は特に妊活中の人、妊娠初期に必要な栄養素です。

ベタシアニン

ビーツの赤い色の正体はベタシア二ン。

ポリフェノールの一種であるベタシアニンは抗酸化力があり老化や病気の原因になる活性酸素を取り除く働きがあります。

 

ビーツの種類

ビーツと言えば真っ赤な赤のビーツを思い浮かべると思いますが、他にも種類があるのをご存知ですか?

 

  • 赤いビーツ
  • ゴールデンビーツ
  • アーリーワンダー

 

など国により様々な種類があります。主に流通するのは赤いビーツです。

 

ビーツの代表的な料理

ビーツを使った料理で一番有名なのは、ロシアのボルシチ。

ビーツは主に根の部分を食べる野菜で煮込み料理に使われることが多いのですが、葉の部分は生でサラダとして食べたり炒めて食べることもできます。

また葉の部分がスーパーで売ってることは滅多にありませんが、茹でてほうれん草のおひたしのような味つけにして食べても美味しいです。

 

旬の時期は?

ビーツは主に露地栽培で育てられ、初夏の6-7月と晩秋の11-12月が旬の時期になります。

少ないですが日本でも栽培されており主な産地は長野、茨城、北海道、熊本です。

 

味と食感は?

ビーツの根の部分は少し土っぽい味がすると感じるかもしれません。

食感はかぶよりも歯ごたえがあるので煮込んでも崩れる心配がないので長時間煮込む料理に向いています。

 

ビーツの保存法は?

根の栄養が葉の成長に使われるので根と葉は切り分けて保存します。

根は冷蔵庫で1週間、葉は2-3日を目安に食べましょう。

 

ビーツは女性に必要な栄養素がたっぷり

食べる血液とも言われるビーツは栄養たっぷり!

女性が必要な栄養素を多く含んでいるので積極的に取りたい野菜です。

日本ではまだまだビーツは高い野菜ですが、海外では安値な根菜としてじゃがいもや人参同様日常的に食卓にのる野菜です。一度作ってみれば扱いづらいことは一切ないことが分かるのでぜひ作ってみてください。使う根菜が一つ増えるだけで毎日の料理の幅が広がりますよ。土臭さは慣れれば気になりません。

 

ビーツのお料理を紹介してます

 

栄養たっぷり煮込むだけ!ビーツを使ったボルシチのレシピ

投稿者: 旅なび