2022年6月1日から日本へ入国する際の水際対策が緩和され、海外から日本への入国がより簡単になりました。
日本入国の際の水際対策は感染リスクに応じて3つのグループに分類され、隔離期間はグループごとに適用されます。
【日本】入国者上限数を緩和・6月1日以降の日本入国水際対策・グループ分類別隔離期間と対象国
6月1日以降は日本人に人気の旅行先のほとんどの国が青グループに分類されました。
青グループの国から日本へ入国する際はワクチン接種(3回)の有無に関係なく、出国前に新型コロナウイルスの検査をし陰性証明書を提示することで自宅隔離もなく日本到着後自由に行動できます。
陰性証明書がないと飛行機に乗れません!
日本人が海外旅行へ行き、日本へ帰国する際も日本入国時には日本の水際対策の対象となります。6月1日以降水際対策は大幅に緩和されましたが、日本人も出国前に検査検査証明書が必要ですので以下にまとめて紹介します。
日本入国時に必要な検査証明書
全ての入国者(日本人含む)は出国前72時間以内に検査を受け、医療機関で発行された陰性の検査証明書を入国時に提示しなければなりません。これが提出できない人は日本への上陸が認められず、日本人でも入国できませんのでご注意ください。
医療機関によって様々なフォーマットで検査証明書検査証明書が発行されますが、日本政府が検査証明書に記載が必要としている項目は以下です。
- 氏名
- 生年月日
- 検査法
- 摂取検体
- 検体摂取日時
- 検査結果
- 医療機関名
- 交付年月日
日本政府が推奨している検査証明書のフォーマットは以下です
- 日本語/英語
- インドネシア語
- 韓国語
- タイ語
- フランス語
- ペルシャ語
- ロシア語
- オランダ語
- イタリア語
- ネパール語
- アラビア語
- ウルドゥー語
- スペイン語
- ドイツ語
- ベトナム語
- ポルトガル語
- ウクライナ語
- 中国語
- タガログ語
有効な検体摂取のタイミング
検体摂取から搭乗便の出発予定時刻までが72時間以内であること
※検体摂取後、証明書を受け取れる時期は時期により24時間から48時間と告知している病院がほとんどですが、証明書の受取りタイミングは病院により異なり混雑具合にもより変動します。搭乗日と搭乗時間をよく確認し、検査&陰性証明書を発行してもらう病院を選びましょう。
有効な検体
検体は以下のみが有効とされますので、検査前に病院で使用する検体をよく確認しましょう。
- 鼻咽頭ぬぐい液(Nesopharyngeal Swab)
- 鼻腔ぬぐい液(Nesal Swab)
- 唾液(Saliva)
- 鼻咽頭ぬぐい液・鼻腔ぬぐい液の混合
有効な検査方法
NAAT
- PCR法
- LAMP法
- TMA法
- TRC法
- Smart Amp法
- NEAR法
- 次世代シーケンス法
CLEIA、ECLIA
- 抗原定量検査
日本入国の際に気をつけること
2022年6月1日以降、青グループの国は入国が緩和され海外旅行へ行く日本人も増えてきました。
青グループの場合ワクチン接種の有無に限らず日本帰国後は自主隔離もなく帰路へつけ、仕事も開始できるようになったので、タイなど渡航先によっては渡航先でも隔離がなく旅行期間のみ仕事を休めば海外旅行に行けます。
しかし、日本へ帰国する際は世界中すべての国で全ての人が出国前に検査をし陰性証明書を提示することが必須となっています。これは日本人も対象ですのでお忘れなく。
検査をし陽性が判明した場合は渡航先の国の対策にそって入院または隔離され帰国は延期され、その際の医療費は保険で対応できたとしても滞在費は自己負担になりますのでご注意ください。
※参照:日本政府・厚生労働省
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