タイ政府の新型コロナウイルス対策センター(CCSA)は2022年2月23日、新型コロナウイルスのワクチン接種完了者を対象とした隔離無し入国「テスト&ゴー」の条件を同年3月1日から緩和することを発表しました。
これまで入国時と入国5日目に必要とされていたPCR検査が5日目のみ自主的に行う抗原検査でOKとされることになります。また加入が義務づけられていた医療保険の最低補償額を5万ドルから2万ドルに引き下げられることが決定しました。
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2022年3月1日以降「テスト&ゴー」変更点
PCR検査
- 入国時に政府指定ホテルでPCR検査を実施
検査が陰性の場合、ブルーゾーンエリア内で自由に行動できます。
抗原検査
- 入国5日目に自主的に抗原検査をし結果をアップロードすること
以前は政府指定ホテルに5日目宿泊予約をしてPCR検査を受ける必要がありましたが、PCR検査が抗原検査に変わったことで、政府指定ホテルへの5日目の宿泊が必要なくなりました。
医療保険への加入
- 医療補償の最低保証額2万ドルに加入すること
以前は最低5万ドル以上とされていたので、こちらも保険額が下がり旅行者にとってタイ旅行のハードルが下がりますね。
対象者
今回の緩和が対象となる入国者は2022年3月1日以降に「テスト&ゴー」を申請する者で3月7日以降にタイに入国する者としています。
欧米各国ではPCR検査なしの入国を許可する流れが進んでおり、それに合わせての緩和となります。
旅行者としては渡航の際に様々な諸手続きが必要となれば面倒でリスクも高いので、手続きの必要がないヨーロッパへの渡航を選んでしまいます。
タイ政府は今回の緩和で得たデータをもとにさらなる緩和へ進むことを視野に入れているようですのでさらなる緩和に期待したいです。