新型コロナウイルスの感染拡大により長い間祭行事が禁止されてきたタイ。
2021年11月から外国人旅行者の受け入れを隔離免除で入国許可し本格的に再開し、2021年のロイクラトンは開催することが発表されました。
今年のロイクラトンのお祭りは11月19日（金）。
「ロイクラトン」とは灯籠（クラトン）を川に流すタイの人々の間で古くから行われてきた風習で、神への信仰や人と川繋がりに感謝するお祭りで別名「水の祭典」と呼ばれています。
ロイクラトンは、タイおよび南西部タイ族の文化が色濃く残る文化行事で、起源はシャム族のお祭りからなっています。ロイクラトンは満月が空を照らす雨季の終わりの旧暦12月（通常11月）の夜に行われ、毎年開催日の日付けが変わります。
今年はタイ政府によってお祭りを祝うことを許可されましたが、飲酒、爆竹、花火、コムローイ（夜空に舞うランタン）は禁止です。またバンコクでは許可されたエリアでのみ行われ、禁止エリアでは罰金が科せられます。
日本から旅行で訪れている方は灯籠を眺めにぜひ川辺に行って出掛けてみて下さい。
