海外で生活していると段ボールが欲しいと思ったとき、実はすぐに手に入りません。
日本ではお店の人に声をかければ快く無料でわけてもらえますし、レジ脇に置いてあるものを勝手に使っていい場合も多いですね。それが海外では段ボールは高級品(笑)というかお金を払って買うものとされています。
というのも、実は日本と同じ感覚で海外のDAISOで段ボールくださいってお店の人に声かけたことがあったのですが、1個60バーツだと言われてしまいました(笑)想定外のことだったので結局は買わずに帰ってしまいましたけどね。
というわけで、段ボールどこかで買えないかなと探していたら郵便局でParcel(小包用)の段ボール売ってる!というのを思い出しチェックしてきました。ダイソーの件があったので値段はいくらなのか気が気じゃなかった(笑)という心配を沢山の人がしてるだろうと思うのでここに金額とサイズ詳細を載せておきます。
タイ郵便局・段ボールの販売価格
箱の番号 | 箱のサイズ | 値段(バーツ) |
1 | 30 x 100 x 30 | 35 |
2 | 31 x 36 x 13 | 20 |
3 | 31 x 36 x 26 | 37 |
4 | 55 x 100 x 55 | 105 |
5 | 40 x 45 x 35 | 40 |
6 | 45 x 55 x 40 | 55 |
サイズが6種類あったので、用途によって分けて使えてGOOD!
そして当然ですが、新品の段ボールなので湿気てることもなく(笑)ダイソーの段ボールのように使い古しのボロボロなわけでもなく(笑)この値段ならお金払ってもいいなと思えるものでした。
というかダイソーの段ボール60バーツってそのお金は店の売り上げとしてレジに入力する気だったのか?店員がポケットにしまう気だったのか?多分、後者でしょうけど(笑)
ちなみに郵便局から荷物を送るときに使う段ボールは郵便局で売っている箱以外に自前の段ボールでもOKだそうです。(3辺の計が300cm以内で150cmを超えないこと)
海外の郵便局から引越し荷物を日本に送る
郵便局で売ってる段ボール、大きな段ボールを一体誰がどんな目的で利用してるのかというと、自分の荷物を自分宛てに出すという場合も多いそうです。旅行者や在住者が自国の自分宛に荷物を送る理由は、荷物が増えすぎた場合や引越し屋さん使うほど荷物はないけど、飛行機で持って帰るには少し多いなという帰国を予定してる人などです。
国際引越は予想以上に高額なので、引越し屋は高くて使えないという個人が利用するようです。
郵便局から国際郵便で自分宛に発送すれば引越荷物の運搬費がかなり安く抑えられます。
箱のサイズや重さ、宛先により荷物の値段は変わってきますが、4番、5番、6番でだいたい1個2,000バーツから3,000バーツぐらいです。
引越し荷物として発送する場合
外国から日本へ荷物を送る場合に気になるのが税関チェックですが、引越し荷物の場合は税金は基本かかりません。個人の使い古しのものを個人宛に送るわけで箱の中身はすべてUSED(中古)ですから。個人から個人に自分の品を送るのですから税金かからないというわけです。
ですが注意したいのが、荷物を発送する際にUnaccompanied luggage(別送手荷物)と段ボールに大きく書いておく必要があり、また日本へ入国する時に税関に渡す申請書を2枚用意し別送品があることを記入しその控えをもらっておく必要があります。
そして新品は送らないこと。これも重要です。海外住みの場合新品を現地で買うこともありますが、品によって何ヵ月以上経っているかの確認があります。購入した日付けが税金を支払う規定内であれば個人の私物でも税金がかかってしまいます。逆にその日付を使用期間が超えていれば税金はかかりません。そして購入日を証明するレシートがあれば尚更安心ですので、税関から税金の支払いを請求される前にレシートを用意しておくといいですね。そういうわけで、帰国間際に高額のものを購入する場合はお気を付けください。
上記のことを踏まえて行動しておくことで税関の心配はなくなるので、引越しで日本に荷物を送ろうと検討している人は念頭にして帰国までの数か月を過ごすといいと思います。
また国際荷物で日本に送れないものもいくつかあるのでそちらの確認もしっかりしてから荷造りしてくださいね。
国際荷物に入れてはいけないもの
- 引火しやすいライターやスプレーなど
- リチウム電池が使われているもの
- 液体は1箱(100ml)まで
などが代表的なもので、あとは一般常識で危険なものはダメです。
あと気をつけたいのが食品や植物、薬や化粧品などです。これらは量や種類によって取り決めが細かいのでここには書きませんが全てダメと思って準備しおいたほうがいいでしょう。
海外から届く荷物の配送追跡
海外から日本へ荷物を送る際に郵便局を利用すれば日本と同じように荷物の配送追跡が利用できます。
例えばタイから荷物を送る場合はタイの郵便局のサイトで確認することもできますし、日本の郵便局のサイトから番号を入力して配送追跡をすることもできます。日本のサイトでチェックすれば日本語で確認できるので安心できます。
※参照;日本郵便株式会社・国際郵便