2022年3月10日、日本の航空法が改正されることが発表されました。
航空機搭乗時に保安検査を受けず、保安検査場より先に進んだ場合1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる場合があるということです。
2016年8月、新千歳空港で保安検査をすり抜けて搭乗した人がいることが発覚しトラブル、それにより11便が欠航、159便が遅延し約2万人以上に影響がでたことがありました。テレビのニュースを目にしたという人も多いのではないでしょうか。そんな事をする人がいることに驚き、またすり抜けることができるのかと少し怖くなった記憶があります。
また機内持ち込みに関しても厳罰化されることになり、機内持ち込み制限品を機内に持ち込んだ場合2年以下の懲役または100万円以下の罰金を科せられます。こちらは改正は50万円以下の罰金でしたので罰則が倍の金額になることになります。
機内持ち込み制限に関してはよく確認せずに持ち込んでしまい保安検査で没収されるということを経験した人も多いでしょう。搭乗前にもう一度荷物を確認したほうがいいかもしれませんね。最悪、保安検査で見つけてもらえばいいですがすり抜けてしまった後で発覚すれば、知らなかったとはいえ罰金100万円もありえるので注意が必要です。
2021年3月6日以降の罰則
保安検査すり抜け
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
機内持ち込み制限品を持ち込んだ場合
- 2年以下の懲役または100万円以下の罰金
日本のテロ対策は遅れていると言われています。
現在は新型コロナで海外からの脅威はありませんが、再開国前に改正が決定されたのはよかったのかもしれません。