新幹線車内でのリモートワーク化を進めているJR東海は、2022年5月9日から「ビジネスブース」を開設し運用試験を開始しました。
「ビジネスブース」はこれまでの喫煙ルームを改装したもので、2平米の空間に細長いカウンターのみというシンプルな作り。ですがそれが現代のリモートワークにはぴったりなサイズ感でオンラインウェブ会議などにも利用しやすそうです。
7号車8号車に改装した新設された「ビジネスルーム」にはコンセントも設置されパソコンを繋いだり、スマフォを充電しながら個室で仕事ができ通話やウェブ会議での会話もまわりを気にせず利用できます。
1回の利用で1組2名までで利用時間は30分まで無料です。
利用者がいなければそのまま予約なしで利用することができ、利用者が先にいた場合は7号車に設置されたQRコードでその場で予約が可能です。
JR東海が昨年10月にサービスを開始した「S work車両」は4月21日までの約7か月で130万人が利用しており、需要はかなりあることが実証され今後はさらにこのような形態のビジネス車両を増やしていくとしています。
新型コロナの影響で様々なことがありましたが、新幹線車内のリモートワーク化はポジティブなよい影響でした。今後もさらに便利なサービスがでてくることを期待したいです。
※参照;JR東海