世界中でワクチン接種が進む中、日本はワクチン不足に陥っています。
7月はオリンピックもはじまる予定ですし、夏休みもはじまります。
7月8月は沖縄の観光シーズンのオンシーズンですが、緊急事態宣言は解除されず島ならではの病床不足が心配されています。中でも石垣市は病床がほんのわずかしかなく、島民を救うための医療が脆弱であることが在住島民たちの不安を煽っています。しかし観光業に携わる人の間ではオンシーズンに観光客がこないことは致命的で閉店に追い込まれることが心配されており、バランスをどうとるか舵取りが難しくなっています。
そんな中石垣市は、2021年7月1日から来島者に72時間以内のPCR検査陰性証明書orワクチン接種証明書の提示を要請することを発表しました。検査証明書やワクチン接種証明書はいまや海外渡航時だけではなく、島国である日本はこういった医療が脆弱なエリアは多々あり、そのエリアでいざ新型コロナにかかってしまえば死を覚悟しなくてはならない確立は都会よりも高いです。離島ではまず大きな病院がなく患者が増えれば酸素吸入機が足りず、本土への転院もそう簡単なものではないのでこれは必要な措置といえるのかもしれません。しかし、日本では法で定めるようなことはできず「強く要請する」と宣言する限りになってしまうのですが、沖縄に来島予定の人は備えることを忘れないで欲しいと思います。
要請の詳細
渡航の72時間以内のPCR検査結果の提示
ワクチン接種証明書の提示(2回接種)
※上記どちらか様式は定めない
提示開始日
2021年7月1日から
提示で安心プレミアムパスポートがもらえます
石垣空港では上記2点の証明書を提示し来島した人に「あんしん島旅プレミアムパスポート」を配布しています。
プレミアムパスポートの提示で市内の協力店で特典を受けることができ、旅行者と島民が安心して顔を合わせることができます。
石垣島は小さな島なので本土からきた人は目立ちます。
コロナ禍に島民から過剰な心配を受けることなく証明書を提示することで安心して旅ができそうです。
要請段階ではありますが来島予定者はこれを守ることが期待されています。