タイ 鶏肉 ドラムスティック

【タイ】ローカルスーパーで買うお肉 鶏肉部位の違いと呼び方

海外移住で気になる生活費。

今回はローカルスーパーで買う鶏肉をご紹介。

お値段は? 鮮度、味? 安全性は? 鶏肉の買い方は?…などを紹介します。

 

鶏肉に買い方なんてあるの?

と思われるかもしれませんが、海外のお肉って日本のスーパーで売られているお肉とは少し違うんです。

こちらでは鶏もも肉を例にとって紹介します。

鶏もも肉と言えば日本では一種類しかないのですが、タイでは3種もあります。

 

鶏むね肉の種類

見た目はそんなに変わりがないので最初は気づかずに適当に買ってましたが、もも肉なのに骨付きだったり、骨がないバージョンもあったりして単なる当たりと外れかと思ってましたが、よーく見ると表示名に違いがあることが判明。

鶏もも肉だけで3種類もあったんです! 種類は以下

  1. Chicken Drumsticks(チキンドラムスティック)
  2. Chicken thighs(チキンサイ)
  3. Chicken Legs(チキンレグ)

名前だけ聞いてもよくわからないと思うので詳しく解説します。

鶏もも肉 Chicken Drumsticks チキンドラムスティック

ドラムスティックは鶏もも肉の骨つきバージョーン

鶏もも肉(410g) THB 56.75(¥198)

※THB 1 = ¥3.5円

タイ 鶏肉 ドラムスティック
鶏モモ肉骨付きはチキンドラムスティック

 

お値段は鶏もも肉が2枚入って198円。

1kgが140バーツ(490円)です。

一枚あたり200gで100円ですのでほぼ日本と同じぐらい?ですかね。

肉の部位はもも肉ですが、ももの下側足の先部分のお肉になります。

もも肉と言えば骨なしの感覚で食べ慣れていますが、ぶつ切りの骨が少し隠れているのでちょっと食べずらいです。思わぬところでゴリッと骨を噛んでしまって歯が折れそうになったこともあったりするので注意して食べましょう(笑)

 

鶏もも肉 Chicken Thighs(チキンサイ)

チキンサイは鶏もも肉の骨なしバージョン

鶏もも肉(460g) THB99(¥346)

骨なしの鶏もも肉はチキンサイ

日本と同じ鶏もも肉を食べたい場合はこちらのチキンサイを購入します。

骨がないので歯が欠けることなく安心して食べれます(笑)

ドラムスティック同様肉の部位的にはもも部分になりますが、ももの上側足の付け根付近のお肉になります。

 

お値段は鶏もも肉が2枚入って346円。

1kgが215バーツ(752円)です。

460gなのでちょっと大きめではあることを考えればそこそこでしょうか? でも日本のもも肉と比べればやっぱり少しお値段高いような気がします。

タイの鶏肉で比べると、骨つきもも肉のドラムステックの約1.5倍のお値段です。肉の部位は一緒なので味と食感は同じです。

 

鶏もも肉 Chiken Legs(チキンレグ)

チキンレグはドラムスティックとチキンサイが一緒になったもの

 

チキンレグは写真がないのですが、単純に上記2点のお肉を足してくっつけたものだと思ってもらってOKです。

チキンレグはサイズ的にも大きくなるのでスーパーで売られていることはあまりありません。タイのローカルは家で料理しないので生肉売り場はあまり充実してなくて一つずつのパックの量も小さいんですよね。

チキンレグを買いたい時はローカルマーケット市場などに行くと購入できます。

 

肉の安全性は?

海外移住で一番気になるのが食の安全性。

日本とタイの基準は違うかもしれませんが、食材選びの目安はどこを見ればいいのでしょうか。

タイのスーパーで売られているお肉は安全基準を満たしたシールが貼られているものと、何も貼られていないものがあります。

簡単に違いをいうと安全シールが貼られたもののほうが値段が高く、何も表示がないものは安いです。

こちらのスーパーではピンクとブルーのシールが貼られたものがありました。

ピンクのシール S-Pure 

Certified by NSF - Raised with out antibiotics

 

アンチバイオティクスの基準は海外の食品売り場では常識になりつつあります。

アンチバイオ食品とは化学薬品を使った抗生物質を含まない食品のことで国の合格基準に達したものに貼られるシールです。

スーパーでお肉を買う時は要チェックです!

 

味・鮮度は?

チキンドラムスティック

鮮度はいいと思います。

お肉の色をみてチェックした感というだけの評価になりますが、お肉はきれいなピンク色、皮と油部分は白かったのでさばいてからまだ時間が経っていないと思います。

鮮度が悪いお肉は皮が黄色くなっていたり、肉のピンク色が汚かったりしますから。そしてお肉を焼いた時にでる臭いもよかったので味も期待できます。

質の悪い鶏肉は肉を焼いた時に独特の匂いがでるんですよね。わかります? 

先程、日本で売ってるブラジル産の安いお肉よりも質がいいと言った点はその匂いの違いから思ったことです。

実際、シンプルに焼いただけのチキンステーキを食べましたが臭みもなく美味しかったです。

劇的に美味しい!と言う程ではありませんが日本で激安でない日本産の鶏肉を買った時と同じぐらいの味です。

 

タイでお肉を買う時に気をつけること

 

ローカルスーパーでお肉を買う時は、安全基準を満たしたシールが貼られているものを買いましょう。

市場に行けばもっと安く食品を買うことができるかもしれませんが、産地や安全基準がはっきりしないので心配です。

日本では食の安全についてあまり気にすることもなく食品を購入できますが、海外では飼育方法も食肉加工も販売方法も日本とは全て違います。

表示された安全基準を全て信じていいのか…という不安もあるかもしれませんが、現在はタイでも食の安全性を重要視する富裕層が増えています。そのためタイ国内の安全基準も厳しいものになってきています。

 

生活費を安く抑えて暮らしたいからタイに移住したという人も多いかもしれませんが、毎日食べるものが体に与える影響は大きいです。

また鶏もも肉ひとつとっても微妙に値段が違うこともあります。

チリも積もれば山となるのでどれを選んで食べるかで月の生活費は大きく変わってきますので、買う時の参考にしてみて下さい。

 

 

投稿者: 旅なび