キプロス ヨーロッパ

【キプロス】永住権 投資家ビザ 申請方法と必要書類

キプロスはヨーロッパEU以外の国の人へ永住権ビザプログラムを発行しています。

1960年英国よりキプロス共和国として独立しました。

キプロス共和国は地中海東部にあるキプロス島の南側に領土を持つ国です。

首都はニコシアでニコシアの一部と島の北部はトルコ領という複雑な背景を抱えていますが現在は安定しています。

2004年にEUに加盟し2008年にユーロを導入しました。

年間を通じて晴れる日が多く温暖な気候で、内陸部にはワインの産地もあり、ヨーロッパのリゾート地として有名です。年間300万人の旅行者が訪れています。

沿岸部には、宮殿、墓、モザイクタイル張りのヴィラなど多くの遺跡が残っており、世界でも有名な海底遺産のダイビングスポットがあります。海辺には富裕層が暮らす高級リゾート地があります。

石油や天然ガスの豊かな資源に恵まれた国でヨーロッパの中でも犯罪率が低い国として知られています。

EB-5 グリーンカード永住権プログラム 投資家ビザ申請要件

最低30万ユーロ(3,900万円)以上の投資(不動産)
年間3万ユーロの年間収入証明
キプロス国内の銀行口座へ3万ユーロ、3年間定期預金の保持
18才以上で犯罪歴がないこと
配偶者・配偶者の両親・子供(25才までで経済的に独立していない子)同時申請可
申請から最短2ヵ月で承認

 

治安・医療・教育

資源に恵まれた国で国民の暮らしは安定しており治安がよく、投資家プログラムを通じ世界各地から富裕層が多く集まってきています。

医療は公的サービスと私的サービスがあり公立病院では歯科、美容外科以外は全て無料です。

教育は12年間の義務教育は無料で大学進学率はヨーロッパで最も高く、教育熱心な国です。私立のインターナショナルスクールが多くあり卒業後はイギリスやアメリカの有名校へ進学する学生が多いです。

税制面

海外からの投資を誘致するために税制面で大きな対策を取っています。

キプロスはヨーロッパの中で法人税が最安水準(12.5%)の国で多くの海外企業が拠点を移しています。

相続税、贈与税、富裕税がないため富裕層におすすめの移住先です。

市民権取得までの概要

7年間のうち5年間をキプロスで合法的に居住し、申請前の1年間をキプロスに継続して居住すれば市民権の申請が可能です。

市民権は一度取得すると生涯有効になり、キプロス国民と同等の福祉(教育、医療、社会福祉)を受けることができます。

キプロス共和国 概要

国 名  キプロス共和国 Republic of Cyprus
首 都  二コシア
人 口  119万人
面 積  9,251平方キロメートル
公用語  ギリシャ語 / トルコ語
宗 教  ギリシャ正教 / 回教
通 貨  ユーロ
時 差  UTC+3 日本のマイナス6時間
電 圧  240V / 50Hz
プラグ  B / B3 / BF
在留邦人 55人
GDP   3.9%
失業率  8.1%
治 安  測定外
飛行時間 15時間(EU他国を経由)
対日感情 無関心
差 別  アジア人差別

 

キプロス 都市の人口

(単位;万人)

ニコシア 23
リマソル 20
ラルナカ 18
パフォス 15

移住先としておすすめな3つの理由

比較的投資額が少ない

居住要件なし(2年に1度入国の必要あり)

背景と資金審査なし

 

キプロスの永住権投資プログラムには居住要件がないので承認後すぐに移住する必要がありません。

仕事を継続しながら永住権を取ることができ、両親と子供3世代にわたり移住することができます。(2年に1度入国する必要あり)

富裕層向けのリゾートコンドミニアムが多数あり旅行者に人気のリゾート地でもあるため投資物件が豊富です。住まいとして所有する以外にも投資先として望めるでしょう。

また、投資資金と収入資金の審査がないので永住権取得までのプロセスが最短で2ヶ月で取れることが大きなポイントになっています。

 

投稿者: 旅なび